練馬・板橋の注文住宅/アセットフォー日記(http://blog.goo.ne.jp/assetfor)

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木材の敵6

2016年03月25日 18時29分05秒 | 省エネ住宅の基本

『木材・腐朽・シロアリ・キクイムシ・腐食並びに防腐・防蟻処理及び耐久性に関する基礎知識』のご紹介、まだまだ続きます。

第6回目も『腐朽』についてのお話です。

木材の微生物に対する抵抗性、すなわち耐朽性はその材の組織構造・比重・硬さなどの物理的性質及びその材に含まれる化学成分によって左右されます。

特に耐朽性成分は、フェノール類・トロポノイド・キノイド・スチルベン類・蝋化合物・テルペン類などの抽出成分と呼ばれる物質で、これらの成分は辺材と比較して心材に多く含まれるため、一般に心材の耐朽性が大きくなります。

木材の耐朽性を調査する方法は、杭を野外に設置して自然条件に暴露する方法または、室内に特定の菌を用いて強制腐朽させて調査する方法があります。

後者の場合、培養基に寒天または土壌を用いる方法がヨーロッパやアメリカで行われています。

日本のJIS試験法(JIS Z 2101/木材の試験方法)および(社)日本木材保存協会規格の方法(JWPA3号/木質材料の耐朽性試験方法)は、それぞれ砂を培養基に用います。

供試菌としては、日本では白色腐朽菌としてカワラタケ、褐色腐朽菌としてオオウズラタケが用いられています。

南洋材の白色腐朽についてはヒロイタケ、北海道など寒冷地の褐色腐朽についてはナミダタケを供試菌に加える事があります。

室内試験法における質量減少率(重量減少率)と、野外試験における耐用年数との間には相関があり、耐朽性が中程度以下のものは、質量現象からおおよその耐用年数を推進することができます。

耐朽性極大または大程度のものついては、野外試験をしないと区別が出来ません。

主な樹種の耐朽性を以下の表に示します。

ここでの野外耐用性は土に接する部分で、土に接しなければこの値の2倍程度の耐用性があると考えられます。

地域別の耐用性の参考として、以下に(財)日本住宅・木材技術センターが調査した木材危険度腐朽マップを示します。

おおまかに見て、北海道などの寒冷地域では東京の5割程度耐用性が増加し、奄美群島・沖縄・南西諸島・小笠原諸島などでは、反対に5割程度耐用性が減少すると考えられています。

今回はここまでとします。

次回も『腐朽』についてのお話をさせていただきます。

  

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こんな加湿器があります。

2016年03月25日 14時21分43秒 | 新商品紹介

FBで紹介されていました。

ヒノキが香る加湿器です。

電気代はかかりません。

 

 箱の中に水を入れるだけで、程よい湿気と香りが漂うみたいですよ

詳しい特徴は、以下アドレスをご確認ください。

http://www.masuza.co.jp/

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北西の角地19坪の敷地です。

2016年03月25日 09時23分42秒 | 注文住宅 その他

『FPの家 Y邸』

解体工事が無事終わりました。

 敷地全景写真です。

 バイクが停まっている部分は隣地敷延部分。

 既存ブロック塀の高さ詰めも完了しています。

こちらの敷地は以下の通り。

北側および西側にそれぞれ幅員4.00メートルの道路に面した角地で、敷地面積はおよそ19坪。

第一種低層住居専用地域内で第一種高度地区および準防火地域に該当します。

建蔽率は50パーセント(角地緩和で60パーセント)、容積率は100パーセントとなっています。

いわゆる狭小敷地に該当するかもしれませんね。

道路斜線に北側斜線、おまけに高度地区斜線までが建物の高さを制限します。

この『高度地区斜線』が曲者です。

基本的には北側斜線と同じ考え方なんですが、第一種北側斜線制限が敷地から5000mm上がったところから1対1.25の勾配でかかるのに対して、第一種高度地区斜線は1対0.6の勾配がかかるんです。

おまけに、『天空率』による緩和が認められていません。

建蔽率も容積率もかなり厳しめです。

 さて、どんな家が出来るのか・・・。乞うご期待!

ところで・・・。

寒い冬に逆戻り?という日が何日か続きましたが、ようやく春の到来です。

夏だってすぐそこまで来ています。(相当、気が早いですかね。

いまさら暖房の話も出来ません。

ですから、冷房の話をしちゃいます。

夏と冬、どちらが過ごしにくいかという質問に、ほとんどの日本人は夏と答えるそうです。

実際には、住宅内で消費される冷房エネルギーは冬と比べて意外に少ないんです。

夏の方が冬よりもエネルギーをたくさん使っているような錯覚をもつ人が多いのはなぜでしょうか?

これは、私たちが夏の高湿度にとても敏感なため、室温が快適ゾーンから少しでもずれるとすぐさま不快に感じる事が原因です。

人に対する温熱環境を考える際に考慮する要素は6つあります。

着衣量および代謝量(運動量)は建物に関係のない要素ですから、一般的には

空気温度(室温)

相対湿度

放射温度(表面温度)

気流

が重要な要素となります。

体感温度という言葉をご存知でしょうか?

体感温度は体に感じる温度の事をいい、次式で求める事が出来ます。

体感温度≒(室温+周囲の表面温度)/2+湿度による快・不快+気流

 

 気温が10度以上ならば湿度が上昇するほど暑く感じ、気温が10度以下なら湿度が上昇するほど寒く感じます。

また風速は、1.0メートル/秒につき体感温度を1度下げます。

体感温度は、扇風機や通風で少しなら下げる事が出来ますが、外の風をそのまま取り入れると湿度が外気と同じになってしまい、快適さを得られないケースもありますので注意が必要です。

省エネを考慮した住まい手が通風でなんとか暑さを凌いでも、湿度によってカビが発生してしまうようでは非衛生的です。

日本の夏は、温度を下げる事だけでなく湿度を下げることも、快適で健康な環境を得るためには不可欠です。

扇風機の風に当たると、気流によって体の表面からの水分の蒸発が促進され、涼しさを感じる事が出来ます。

実際にはどの位の効果があるのでしょうか?

上の表は日本の温暖地域の夏にありがちな、外気温33度/相対湿度70パーセントという状態で計算した体感温度です。

無風状態から1メートル/秒の微風状態に変わった時体感温度が大きく変わりますが、微風状態から強風状態への変化において体感温度が大きく下がる事はないことが分かります。

ちなみに、扇風機の弱モードで風速1メートル/秒、強モードで風速約3.5メートル/秒となります。

適切に夏の冷房負荷を低減するには、まず屋根にしかるべき断熱性能と通期性能を持たせる事が大切です。

その上で、窓からの日射侵入をきちんと遮断し、自然通風の手助けとなるような間取りや窓位置を検討します。

室内に調湿および蓄熱性能の高い建材を使用する事で、通風で快適ら過ごせる期間を延ばす事も可能です。

エアコン嫌いの人が除湿器を使用するケースが見られますが、現在のところエアコンを使った除湿が最も効率が高いため、エアコンによる除湿の方をオススメします。

ちなみにエアコンの除湿モードは、室温を下げないように配慮した運転モードです。

一旦室内空気を冷やして除湿した後に暖めて吹き出す方式ですから、エアコンの弱運転の方が省エネになります。

気密性能が高まった住宅の場合は、エアコンを使っても空気の対流が起こりにくくなりますので、上質な空気環境に感じられるかも・・・。

弊社が建てる『FPの家』は、屋根にしかるべき断熱性能と遮熱性能を持たせています。

2層の通気層により、廃熱効果もバッチリです。

窓の日射侵入もキチンと行っています。気密性能だってバッチリ、超高気密です。

省エネで夏を涼しく過ごす事が出来る家、いかがでしょうか?

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木材の敵5

2016年03月25日 08時00分00秒 | 省エネ住宅の基本

『木材・腐朽・シロアリ・キクイムシ・腐食並びに防腐・防蟻処理及び耐久性に関する基礎知識』のご紹介、まだまだ続きます。

第5回目も『腐朽』についてのお話です。

木材が腐るには、温度・水・酸素の3条件が必要です。

このうちのひとつでも条件が満たされなければ腐る事はありません。

酸素についていうと、木の保存法として水中貯木があるように、完全に空気を遮断出来れば腐朽する事はありませんが、通常の使用状態ではそのような事はあり得ません。従って、この条件は通常満たされていると考えます。

 水中貯木って、木場などで見かける『アレ』ですね。

温度についてはどうでしょうか。

多くの腐朽菌について25~30度が適温とされています。自然状態ではカビ等他の微生物との競争があるため、腐朽菌が木材に取付くまでには時間がかかります。従って、関東地方のような温暖な地域では地中に埋め込まれるような過酷な条件でも、多くの樹種は1年程度で腐る事はありません。

木材の腐りやすさは暖かい日がどれだけ続くかによるので、沖縄など寒い季節が少ない地方では腐る速度が大きくなります。

 これが噂の『ナミタダケ』です。涙のように垂れることから名付けられたとか・・・。

しかし、低温菌であるナミダダケ菌の場合は他の菌がそけほど生育しない20度が最適である上、それ以下の温度でも他の菌より成長力があるため、北海道のような寒冷地域で、住宅の床下が培養室のような状態になり、温暖な地域よりも大きな被害を与える事になります。

日本の場合、20度以上の気温が存在しない地域は限られているので、腐朽速度の差はあるものの、木が普及しない地域は無いといっても良いでしょう。

木材の腐朽の原因としては、水が最大の要因と考えられます。

含水率と腐朽の関係で見ると、木材が液体の形で水を含む状態が必要で含水率でいうと50~100パーセント程度が最適と考えられます。

しかしこの条件は、木材の近くに他の既に腐朽した材がある場合に変わります。

腐朽菌が木材を分解することによって水を生産する事や、場合によってはナミダダケ菌のように他の場所から水を運ぶ事があるためで、この場合は20パーセント以上の含水率があれば腐朽すると考えられます。

腐朽材の特徴は以下の通りです。

褐色腐朽菌材は、褐色で縦横に割れが入っています。

白色腐朽材は、白い繊維が束になったようになります。

その他、カビなどの軟腐朽菌による削り落とされたような軟腐朽材もあります。

 軟腐朽菌材の画像です。わかりにくい・・・。

今回はここまでとします。

次回も『腐朽』についてのお話をさせていただきます。

  

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