読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

イタリア屈指の名監督「ジョゼッペ・トルナトーレ」

2007-05-27 08:02:36 | 映画監督
「ニュー・シネマ・パラダイス」(1989)、「海の上のピアニスト」(1999)、「マレーナ」(2000)、この三作は私の観た映画の中でも屈指に入ります。しかしながらこの作品がすべて同じ監督の作品であったことを知ったのは恥ずかしながら、今日です。私は「いい映画は監督と四人のキャストで決まる」という持論がありますが、そういうこの持論の説得力はすでにありません。

ジュゼッペ・トルナトーレ。今さらながら彼のこれまでの足跡を辿ると、「ニューシネマ・パラダイス」、「海の上のピアニスト」、「マレーナ」と3年連続で撮った作品以降の消息がわかりません。彼は今どんなことをやっているのでしょうか?「マレーナ」から既に7年が経ちました。次回作を観たいと思うのは私だけではないと思います。


「ニューシネマ・パラダイス」
「戦後間もないシチリアの小さな村を舞台に、少年トトと映写技術師アルフレードとの心温まる交流、トトの成長と旅立ちを描いた感動映画の金字塔。1989年の初公開(12月16日~シネスイッチ銀座)時、史上空前の40週間に及ぶロングランを果たし、200数席のたった1館だけで27万人を動員、興行成績3億6,900万円を記録。All Aboutでの「泣ける映画ランキング」でも堂々の第1位」。


「海の上のピアニスト」
「豪華客船の上で生まれ育ち、一度も船を降りなかった天才ピアニストの一生を描いた感動作。アレッサンドロ・バリッコの同名戯曲(白水社刊)を、『明日を夢見て』のジュゼッペ・トルナトーレの監督・脚本で映画化」。

「製作は『Figlio di Bakunin』のフランチェスコ・トルナトーレ。製作総指揮はマルコ・シミッズと「クンドゥン」のローラ・ファットーリ。撮影は『カリブは最高!』(V)のラヨシュ・コルタイ。音楽は『ブルワース』の巨匠エンリオ・モリコーネと『風が吹くとき』のロジャー・ウォータース。美術はフランチェスコ・フリジェリ。出演は『ライアー』のティム・ロス、『エンド・オブ・バイオレンス』のプルート・テイラー・ヴァンスほか」。(goo映画)


「マレーナ」
「多感な少年によって見つめられる若き人妻の数奇な運命を描く。原作はルチアーノ・ヴィンセンツォーニ。撮影はラホス・コルタイ。音楽はエンニオ・モリコーネ。出演は『ドーベルマン』のモニカ・ベルッチ、オーディションで選ばれたジュゼッペ・スルファーロほか」。

ジュゼッペ・トルナトーレ(Giuseppe Tornatore、1956年5月27日 - )は、「イタリア・シチリア島のバゲリーア出身の映画監督。脚本も書くタイプの映画監督である。イタリア屈指の名監督であり、『ニュー・シネマ・パラダイス』や『海の上のピアニスト』は世界的に高い評価を得ている。また、自身が大の映画好きで、イタリア古典映画の復興活動などを精力的に行っている」。(ウィペディア)

「16歳の時に2つの舞台監督をしつつ短編映画“Il Carretto”を制作(RAIテレビ局で放映)。79年“Portrait of A Theif”や『フランチェスコ・ロージとの会見』などのテレビフィルムを制作。82年には『シチリアの少数民族』でサレルノ映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。86年『“教授”と呼ばれた男』で映画デビューしイタリア・ゴールデングローブ賞新人監督賞を受賞」。

「そして89年、映画ファンが愛してやまない名作『ニュー・シネマ・パラダイス』を発表し、同年カンヌ映画祭で審査員特別賞を、89年のアカデミー賞外国語映画賞などを受賞した。90年の「みんな元気」の後、一時ヴィスコンティ、デ・シーカ等の古典映画修復に従事していたが94年に『記憶の扉』で復帰。98年には映画への貢献により、イタリア政府から勲章コメンダトーレを授勲されている」。(allcinema)


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1 コメント

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マレーナは秀作ですよね (台湾人)
2009-10-01 11:18:19
モニカ・ベルッチのマレーナは佳作で私は大好きです。

ポーランドのクシシュトフ・キェシロフスキ監督の作品もお気に入りです。
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