読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

「<決定版>プロの仕事術」(「THE21」編集部編/PHP研究所)

2006-07-22 05:45:04 | 本;ビジネス
第一章 「考える技術」と「書く技術」
紙に書かないかぎり絶対に考えはまとまらない・・・飯田亮
「思考チェックリスト」で頭と時間の浪費を防ぐ・・・熊谷正寿
論理的に正しい答えが必ずしも正解ではない・・・南場智子

第二章 「話す技術」と「聞く技術」
論理的な話し方&聞き方は訓練次第で身につく・・・樋口裕一
相手が誰であろうと同じ目標で話すのが基本だ・・・藤巻幸夫
質問を投げかけながら相手の答えを聞き出す・・・山村幸広

第三章 「最強の営業技術」
「頭と足のバランス」にこそ目標達成の秘密あり・・・藤田晋
遠回りにみえても質問することが営業の近道だ・・・廣瀬禎彦
“夜討ち朝駆け”の精神論では数字は挙がらない・・・宗文洲
マーケティングの見地から営業トークを磨こう・・・和田裕美
商品を説明するより生活のイメージを想起させよ・・・マーフィー岡田

第四章 「最強の勉強術」
他流試合を繰り返し自分の頭を“リブート”せよ・・・大前研一
人生の目的から「いま学ぶべきこと」を逆算せよ・・・松田公太
タテ、ヨコ、ナナメに勉強テーマを拡げていこう・・・臼井由紀
仕事のグリップを握るための勉強に集中しよう・・・須藤実和

第五章 「採用される人」の条件
いつの世にも「才」と「徳」を兼ね備えた人物が勝つ・・・北尾吉孝
「ゴールを明確化できる人」は必ず結果を出す・・・渡邉美樹
安易に「妥協スイッチ」を押さない人が伸びる・・・寺田和正
「対人影響力」に長けた人には希少価値がある・・・平野岳史
「その場なりの目立ち方」をする人が出世する・・・野口美佳


「仕事で一流になれる人と、二流で終わってしまう人の決定的な違いは何ですか?」という編者の問いに、上記の経営者らへのインタビューを終えまとめられたのが本書。その答えの一つは、「すぐに実行することだ」と紹介する。各章の経営者らへのインタビューに編集部がそれぞれ下記のコラムをまとめている。

1)「最初の30秒」が問われている
2)仕事の予定時間は目算の1.5倍をスケジュール表に
3)週に一度の「早朝フリータイム」を
4)「先攻逃げ切りスケジューリング」をクセづける
5)「月曜日はスタートダッシュ的スケジュール」が決め手
6)チーム会議を開く日時は週の半ばが効果的
7)仕事の早い人は他人とのアポの取り方から違い
8)「分刻みの日」と「半日刻みの日」を設けて緩急を
9)毎週木曜日の午後は「空白の半日」を
10)いつでもできる仕事はその場でやってしまえ
11)「その場その場の即決主義」が仕事をためないコツ
12)「2-6-2の法則」で仕事を仕分ける
13)「乗り気でない仕事」こそ午前中に一気に仕上げを
14)「電話のかかってこない場所」を予約して集中処理
15)「同種の仕事はかためて処理」が能率アップのポイント
16)重要な仕事が終わった後に軽く事務処理を
17)すき間・移動時間をこそ「情報収集&思考のベストタイム」
18)突発事項の時間は仕方ない、対処に腹を据えてかかる
19)「見た目の美しさ」の罠にはまらない
20)「自分ひとりでやり遂げる」のはやめる


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