読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

フランス革命に翻弄される人間模様を描く「二都物語(上巻)」(チャールズ・ディケンズ著/新潮社刊)

2009-01-05 19:21:24 | 本;小説一般
~A Tale of Two Citiesは、ディケンズの長編小説。1859年刊。「自分の生命と、愛する人の幸せを引きかえる究極の愛」を大きなテーマとし、革命に揺れるパリとロンドンを股にかけて、革命と恋と友情が交錯するドラマ。フランス革命を背景に、ダーニーとカートンという二人の青年と無罪の牢人の娘であるルーシーとの悲劇的な恋を描く。作者後期の佳作の一つ。~ . . . 本文を読む