読書と映画をめぐるプロムナード

読書、映画に関する感想、啓示を受けたこと、派生して考えたことなどを、勉強しながら綴っています。

「狂気」の巨匠「スタンリー・キューブリック」

2006-07-26 07:14:00 | 映画監督
「シャイニング」は、一人の作家が閉塞された環境の中で次第に狂気化しいていく姿は強烈だった。一方で「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」が描くリアリティとイリュージョンも人間の作り出す「狂気」をSFという切り口で映像化したものだと感じている。遺作「アイズ・ワイド・シャット」も現代の上層社会の「狂気」を描いている。 スタンリー・キューブリック(Stanley Kubrick, 1928年7月 . . . 本文を読む