汗と涙の着物生活 

突如着物に目覚め、ついに着物作成に挑戦。着付けに涙し、とどまらぬ物欲に冷や汗の毎日。

明治神宮内苑 隔雲亭でお茶会

2010-11-16 | お茶
11月の明治神宮は、七五三と結婚式とで賑々しい雰囲気に満ちあふれていた。
観光客も多く、しかも予想以上に外国人が多い。

そんな中、わらわらと集まる着物軍団。
今日は明治神宮内苑にある「隔雲亭」でお茶会が開かれるのだ。

私は同僚のT嬢とともに参戦。だんだんと冷え込む今日この頃、待つのは避けたいと10時から開始のところ、9時には到着するという、朝の弱い私にあるまじき気合の入れよう。

着物リサイクルショップ「青木」経由で教えていただいたということもあり、着物好きもさぞや集まるであろうこのお茶会。これまた何を着ていこうか思い悩んだ。
結局、晩秋~冬しか着られない南天柄の檸檬色の小紋に、昨日の歌舞伎で締める予定だった帯を合わせた。
この帯、リバーシブルになっていて、表はこのような唐花模様。ちょっとカジュアル目だけれど、大寄せのお茶会にはまあ良いのでは。

  

<左は待合にて撮影。真中は小紋の南天柄。右は帯の柄>

一緒に言ったT嬢は、紫をベースに黄色が入った一面菊模様の小紋。神宮内には菊の展示会もあったので、季節ぴったり!

早く来た甲斐があって、薄茶の本席は最初に入れたうえ、もうひとつの立礼席もそれほど待たずに入れた。昼前には点心(お弁当)も食べ終え、満ち足りた気分。


待合では見知らぬ人と着物談義も楽しむことができ、いやー私もお茶会を楽しむぐらいにはなれたかなと成長っぷりを確かめることができた(幻想か?)。

帰りに、庭園内に訪れかけていた秋の風情を楽しみながら、噂のパワースポット「清正の井戸」に出かけたものの、あまりの人気に整理券がないと入れないといわれてしまった。よーし、来年は絶対訪問するぞ!

 
<庭園内にて。奥の方に赤く色づいた葉が見えますか?>


最初に自分の社中以外のお茶会に参加した3年前の増上寺でのお茶会では、おたおたしてお道具もろくに眺める余裕がなかったけれど、今回は多少味わえた。

その時はうっかり正客の席に案内されてしまったりもしたけれど、今回は見事、正客回避に成功。ものすごーくしつこく案内されたけれど「いえいえ、先生方にお願いします」と言い続けて固辞。「お願いします」というのが、謙虚ながら断固としてお断りするキーワードであるというのは、お茶の先輩であるT嬢。なるほど。さすが日頃、価格交渉をしている営業レディだけある。私もT嬢の粘り強さを見習わなければと思った次第。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お茶会 (黒猫)
2010-11-17 07:24:58
秋らしくて素敵ですね~。
やっぱお茶も習うべきか、、
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お茶の効用 (はつき)
2010-11-17 08:44:21
黒猫さん
〉お茶を習おうかな
ぜひ。
お茶を習うと否がおうでも、色無地、訪問着、付け下げ類の登板が増えます。欲しい着物や帯が増えます。お金の使い道に困りません
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こんばんは (Akatsuki)
2010-11-20 19:50:38
こんばんは。
先日は当方のblogにコメントいただき、どうもありがとうございました。
私の場合、和服へのアプローチははつきさんと全く逆の入り方です。
茶道を習っていて、必要に迫られて着付を習いに行き、着物も揃えました。
(だから、茶会や茶事以外に来て行く着物があまりなかったりします
着物ことなど、こちらのblogで参考にさせていただきますね。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします
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こちらこそ (はつき)
2010-11-20 23:40:28
Akatsukiさん
コメントありがとうございます。
着物が着たくて茶道って、きっと邪道なのでしょうね。先生によっては厳しいことをおっしゃるようですが、私の先生はさばけた方で、お稽古には紬も帯留くらいならアクセサリーも許容してくださっているのがありがたいです。
またどうぞおいでください。
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