作雨作晴


日々の記憶..... 哲学研究者、赤尾秀一の日記。

 

梅雨の季節に

2020年06月26日 | 日記・紀行

2020年令和2年6月26日金曜日、曇りのち雨

 

雨降りに すれすれの雲 流れけり

私が仕事を終えて病院を出るときには空はまだ翳っていたが、雨の降る気配はなかった。
しかし、松ヶ崎から宝ヶ池に抜けようとするときに、激しく雨が降り出した。少々の雨ならそのまま突き切って行くつもりだったけれど、このままならずぶ濡れになるのは避けられそうもない。
雨で流れの速くなった小川の岸に大きな樹木が植っていた。仕方なくその樹の下にバイクを止めて雨ガッパを取り出して着た。
川流れの袂にアジサイの花が群れ咲いているのに眼が止まった。そのときふと昔のことを思い出す。

若き日を  物語るかな  アジサイ花

メールで送ると返し

水鏡  姿写して  若返り

また

梅雨の雨 君が着くまで  降らないで

途中に激しく降り出した雨はとうとう、家に帰り着くまで止むことはなかった。

                                               
 
 
 

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