八回表、逆転の３ランホームランを放った広島・栗原＝東京ドーム
（セ・リーグ、巨人３－５広島、２回戦、広島２勝、４日、東京ドーム）マエケンの粘りに４番が応えた。広島の先発、前田健は２被弾ながら、巨人の重量打線を相手に７回を２失点。１点のリードを許したまま、代打を告げられてマウンドを降りたが、栗原の左越え３ランで逆転だ。
「ホームランを２本打たれたけど、七回まで粘って投げることができた。七回のピンチを冷静にしのげたのがよかった。栗原さんも興奮していたけど、僕も興奮しています」
二回一死から李承ヨプに１号ソロを浴びた。動揺したのか、続く阿部にも甘く入ったチェンジアップを左翼席に運ばれたが、失投はこの２球のみ。七回は３安打されたが、一死一、二塁で、二走をけん制で刺すなど、ピンチを自ら断ち切った。要所を押さえ、７回２失点。
降板直後、１点を追う八回二死一、二塁で、栗原が３番手のＭ・中村から３ラン。４－２と試合をひっくり返した。「ヤバイくらい興奮しています」。シーボルも連夜の２号ソロで続いた。新生赤ヘルが巨人に開幕２連勝。最高のスタートを切った。
ブラウン監督（逆転勝ちで連勝スタート）
「エキサイティング。選手は誰もあきらめない」
赤松（六回に１号ソロ）
「中途半端なスイングだけはしないように打った」
(サンスポ)
