木曽路名所図会の記事によると、見寺の二階は、
「閣上より見下せば湖水渺々として風色いちじるし」
というように、湖の眺めが楽しめたようです。
見寺本堂の位置から湖が眺められるのは、
西と北の方角になるのですが、
見寺境内絵図を見ると、本堂の西側には
梁行八間の庫裏が棟をずらす形で建てられています。
禅宗寺院の庫裏は屋根が高くそびえたつ特徴があり、
見寺文書の中でも、庫裏の二階の記事が書かれているので、
本堂より庫裏の方が2mほど地面が低い位置にあるとはいえ、
本堂二階の窓より庫裏の屋根の方が高い可能性が高く、
西側の窓の正面から湖を見る事ができないので、
湖の眺めが楽しめた見寺本堂二階の窓とは、
北側にある窓のことと考えられます。
「閣上より見下せば湖水渺々として風色いちじるし」
というように、湖の眺めが楽しめたようです。
見寺本堂の位置から湖が眺められるのは、
西と北の方角になるのですが、
見寺境内絵図を見ると、本堂の西側には
梁行八間の庫裏が棟をずらす形で建てられています。
禅宗寺院の庫裏は屋根が高くそびえたつ特徴があり、
見寺文書の中でも、庫裏の二階の記事が書かれているので、
本堂より庫裏の方が2mほど地面が低い位置にあるとはいえ、
本堂二階の窓より庫裏の屋根の方が高い可能性が高く、
西側の窓の正面から湖を見る事ができないので、
湖の眺めが楽しめた見寺本堂二階の窓とは、
北側にある窓のことと考えられます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます