イギリス生活 写真でつづる英国

イギリスでの生活を写真を交えながら
2年間お付き合いありがとうございました。一旦ブログを閉じさせていただきます。

③河港都市グリニッジ その2 東と西を分ける場所

2006-04-13 00:04:21 | 世界遺産プロジェクト
Life is very short, and there’s no time
for fussing and fighting, my friend.

The Beatles from "We can work it out"

人生は短く、くよくよ悩んだり、
争ったりしている暇はないんだ。


このグリニッジの標準時子午線、ここが東半球と西半球を分ける場所だったんだ。

ここでは、この線をまたいで写真を撮るのが、 「お約束」 のようです。

子午線(Meridian)の意味を調べたところ、そういう意味だったんだ・・・と初めて知りました。

干支のネズミ(子)にウマ(午)、方角の北と南を結ぶ線だからなんですね。

自分の理解は昼の12時に太陽が真南にある時の位置が子午線だと思っていたら、はずれてました。ところが英語の語源を調べてみるとMeridianはラテン語で、Middayの意味で日の出と日没の中間を意味する言葉のようです。中間が大体12時とすれば意味的には当たっているようです。

調べたところ、もうすこし身近な言葉としてはA.M.(Ante Meridian),P.M.(Post Meridian)で before noon(午前)、after noon(午後)を 意味するとありました。


ガラスの敷石が描く一本の直線は、世界の本初子午線、つまり経度0度の位置であり、時空の中心、文字通り東と西が出会うというところだ。わたしはいま、グリニッジにある旧王立天文台の中庭に建っている。敷石の下には電球が埋め込まれていて、夜になると中央海領のように光り、地球を二等分する。

(「経度への挑戦」 デーヴァ・ソベル 藤井留美訳 p182 第15章 子午線の中庭で


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4 コメント

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 (nijntje)
2006-04-13 02:57:30
We can work it out...

この曲、大好きなんですよ~!ちょっと歌いだしたら頭から抜けなくなりました(笑)



子午線、勉強させていただきました。Meridianってラテン語なんですね。この名前を取ったホテルの由来とは一体…?

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◆Nijntjeさん (ASIS2005)
2006-04-13 04:27:54
そうですか。好きな曲なんですね。



メリディアンホテルは興味があったので調べてみました。



イギリスかと思ったんですが。



元はエア・フランスだったそうです。



http://www.starwoodhotels.com/lemeridien/about/history.html



これにはワケがあって、きっとフランスの意地のようなものですね。



理由はこちらを参照してください。



http://www.jsanet.or.jp/seminar/text/seminar_276.html







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ダビンチコード (花粉症)
2006-04-13 19:22:34
これって、ダビンチコードに出てくる話ですよね!世界初の経度ゼロの線-パリの古のRose Line。最近ではグリニッジよりもこっちのほうが話題かも。もうすぐ映画公開だしね!
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◆花粉症さん (asis2005)
2006-04-14 04:41:11
英語でダビンチコードはちょっとつらいな。



See you again soooon.

Have a good trip!
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