またたびダイアリ

結局、食べることが好きなんだ

小梅の梅干と梅シロップの経過報告

2008-06-18 | 果実酢・果実酒・梅仕事
昇珠園より明日、十郎梅が届くので
小梅の点検をした。

小梅を漬けたときの記事→【小梅の梅干を本漬けに】

梅酢もじゅうぶんあがっているし
十郎梅のあとは南高梅もやってくるので
この6Lの琺瑯の樽を空けておこう。

梅酢をキッチンペーパーで濾してボウルに移し、
小梅はよく洗った手で3Lのガラス瓶に入れ替える。

ふにょんふにょんに柔らかいので
破らないようにそっとつまむ。

濾してあった梅酢を注いでフタをした。

塩分は15%。



モモのような甘い香りと柔らかい触感に惹かれて
1粒を軽く水で洗ってから食べてみた。

すっぱい~~~~~!!
当たり前だけど…。

土用干しすれば塩もこなれて
もう少し味も落ち着くかな。


こちらは塩分10%、果糖10%のもの。

おお~フルーティ!
もちろんスッパさもあるけれど、
さきほどの15%ほどではない。


こちらは塩分10%、氷砂糖10%。

こちらのほうが果糖よりもしょっぱスッパイ。
後に残るほんのりとした甘さは氷砂糖ならではかしら。

しかし果糖で漬けたほうは、今回の小梅の中でも
よりすぐりの黄熟したものばかりなので
味の違いは梅の個体差によるものかも。

どちらも干しあがったらどんな味になるのだろう。
塩分10%組は万一を考えて、漬けたときから
土曜干しまで、ずっと冷蔵庫に入れている。

*

梅シロップもようやく砂糖が溶けきった。

漬けたときの記事→【古城梅でサワードリンク、梅味噌、梅シロップ】

2Lの瓶に梅と砂糖を500gずつ入れたのだが
これを見るに、1kgずつにしてもよかったな。



運良く発酵もせずきれいに澄んでいる。




どちらからも青梅と砂糖の甘酸っぱいよい香りがする。
そろそろ出来上がりだな。

藤巻あつこさんによると、
砂糖が溶けたらシロップを濾して、
グラグラ沸騰させないように15分過熱するそうな。

その後冷蔵保存だそうだが、
どうせ冷蔵するなら過熱しなくてもよいのでは…。
私のシロップはどうするか、もう少し考えよう。

*

久しぶりに寄ったスーパーで
梅酒用ガラス瓶などが半額になっていた。

とくに梅干用ザル、980円だったのが298円に~。

…買いました。

シーズンの終わり頃に、
翌年のために仕入れておくのっていいかも。