美容外科医の眼 《世相にメス》 日本と韓国、中国などの美容整形について

東洋経済日報に掲載されている 『 アジアン美容クリニック 院長 鄭憲 』 のコラムです。

真の友

2011-04-20 15:39:51 | Weblog

駅前や街頭で震災への募金活動をしている若者の姿をよく目にします。当院でも 震災直後より、微力ながら、治療費の一部を義捐金として送金しています。義捐金活動を積極的に行う団体、企業、個人も多いですが、ソフトバンクの孫正義社長の100億円の寄付は、日本を代表する企業人としてのみならず、日本を愛する一個人として十分に賞賛に値するものです。在日企業家もマルハンの5億数千万をはじめ、様々な新活動を行っているようです。(ちなみにトヨタ、ソニー、みずほ銀行、東京三菱銀行などは日本有数の企業は各3億円。)

一方、海外からは、100を越える国々から、震災への義捐金が贈られてきました。勿論欧米諸国から多くの額が寄せられているようですが、各国の経済規模や物価から考えてみると驚くような額の援助をしている国があります。台湾は、義捐金額は110億円を超え、例えば日本の人口や物価で換算すると、10倍ほどの1000億以上に相当します。モンゴルは、「公務員の一日分の給与額を日本に!」という運動から始まったものが15千万以上になっていると言いますから、日本の人口・物価換算すると100億近くになります。また、インド洋のモルジブから5億円以上の義捐金が集まったと言いますから、これは日本人口・物価換算すると何と1兆円以上に相当します。その他、アフガニスタンやバングラディッシュなど、決して豊かとは言えない国からも数万ドルの援助金が届けら、これも換算すれば1万倍以上の価値でしょう。支援したいという気持ちは、決してお金の額で判断できるものではありませんが、ふと聖書にある寡婦の逸話が頭に浮かびました。ルカの福音書21章に書かれているこんな話です。「金持ちたちが献金箱にお金を入れているのを見ていたイエスが、ある貧しい寡婦がレプタ銅貨2枚を投げ入れるのを見て、こう言いました。‘皆は有り余るお金の中から僅かなお金を入れたが、彼女は持つ生活費をすべて入れた。よって彼女こそ最も多くを神に捧げたのだ。

「不幸は我々に真の友人を教えるという長所がある。」フランスの小説家バルザックの言葉です。そしてだからこそ「空気と光と友人の愛。これだけ残っていれば気を落とすことはない。(ゲーテ)」

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