タイ政府は5日から、輸入価格が1500バーツ未満の少額貨物に7%の付加価値税(VAT)を課税する。これまでは非課税だった。
電子商取引(EC)を利用した中国製の安価な商品がVAT非課税で大量に流入する一方、タイ国内の事業者が同じ商品を販売する場合、VATが課税されることから、国内業者から批判が出ていた。
一般旅行者にはあまり関係のない話ですが、タイ人やタイ在住者にはとても大きなことです。
今タイではラサダやshopeeなどネット通販が大繁盛中です。
これは家にいながら商品がすぐ変えて配送してくれることもありますが、何より安い!
同じ商品でもホームセンター等より何割も安く、だれも購入先をラサダに変更しています。
逆にホームセンター等は閑古鳥が鳴いており、倒産、閉店の危機にさらされています。
恐らくはそういう業者たちが政治的圧力を使い、課税対象を法的に変更させたのだと思いますが、
消費者にはいい迷惑です。
我が家は同じ価格でもネット通販を利用するつもりです。行く手間や時間省略のメリットもありますが、
こういう手を使う魂胆が気に入りません。
この間、ホームセンターをのぞいたら、今までとは打って変わったサービスの良さ、今までは横柄な態度で客を客とも思わないようなやり方でした。
従業員数も激減していました。
まあ、価格も高く、殿様商売なんかしていれば当然そうなるでしょう。
すすめられた商品について、「ラサダの方が安いよ」と答えたら、「ラサダのは品質が最悪ですよ」と根拠もない反論をしていました。
ラサダとの値段比較にために来ただけで、買うつもりなど微塵もありませんが・・
ネット通販も法が改正され、日本でいうクーリングオフもできるようになりました。
ちなみにラサダの送料は、バイク便の場合はタダ同然(大物は車での配送になりやや高くはなります)、店舗まで行けばガソリン代で往復100Bはかかります。