北の窓から(芦田っち)

PC関連と私的雑感のブログ。
2015年7月10日、カッコ内に名前を加えました。昔の友だちに気付いてほしくて・・・

ミッション after GW: 真空管アンプ - 18 -

2008-07-05 16:42:05 | 音楽,またはオーディオ
完成した.

真空管アンプ自作キットが,
実に2ヶ月間かかって完成した.

# 右画像は真空管に火が入ったところ.
.


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何が間違っていたか・・・

右画像をご覧頂きたい.
赤いチューブから2本の白いケーブルが出ている.
これはパイロットランプからのケーブル.
白いのはケーブルではなく,むき出しのケーブルをカバーする
ストローのような中空の被覆.

細い方には抵抗器が入っている.
これを電源スイッチ端子の真ん中に接続すべきだった.
間違えて一番下に付けていた.

これを直した.
真空管を挿さず,AC電源を取らない状態で最初の導通チェック.
ACプラグにテスタを当て,電源スイッチをオン/オフする.
オフなら抵抗は無限大,オンなら10Ω程度・・・
マニュアルどおりになった.

真空管なしのまま,コンセントにプラグを挿した.
電源スイッチを入れた.

異臭なし,発煙なし.
数分間そのままにして,異常なし.

あとはマニュアルに沿って真空管なしで電圧チェック.
真空管を挿して電圧チェック.
チェックシートに記録していったが,
基準値とは 10% 以内の差だった.

音は出るだろうか.
.


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入力ソースとしてカセットデッキを選んだ.
(SONY) TC-K555 ES II.
カセットはソファの下に眠っていたケースから取り出した
岩崎宏美・・・1984年2月24日にエアチェックしたもの.
dbx でエンコードしていた.

出力側は(ONKYO)D-207M.
この小さなスピーカが余ったので,何とか使いたい・・・
この思いが真空管アンプ自作につながった.

結線し,それぞれの電源を入れた.
ボリュームを20度ほど回した.
音が出た.
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カセットは前述のとおり dbx でエンコードしたもの.

dbx 機器は長く通電されることのないまま,
オーディオラックの中で眠っている.
これを使ってみようかとも思ったが,ケーブリングに手間がかかる.
カセットデッキ側でノイズリダクション(Dolby-B/C)をオフにして再生した.

懐かしい.
音の良し悪しでいうとヒドイものだが,懐かしさが満ちてくる.
完成したばかりの自作アンプで鳴らしていると思えばなおさら・・・

懐かしさのついでに吉田拓郎を聞いてみた.
今度はカセットデッキではなくCDプレーヤを入力ソースとした.

音のヒドさがよくわかった.
ノイズはあまり分からないが,ドンシャリだ.
どちらかといえば低音が出ている.
シャリは高域が伸びているからではなく,歪だろう.

初心者用キットで,工作も下手.
どこをとっても良い音が出る要素はない・・・

まっ,ともあれ完成だ.

のんびりまったり組み立ててきたが,
「ミッション after GW:真空管アンプ」の記事はこれでお仕舞い.

あとはエージングで音の変化でも感じてみよう.

# ご近所の方へ:
. . 自作アンプ,貸し出します.
. . これを使ったあとでは
. . お手持ちのアンプの良さが引き立つこと請け合いです (^.^;

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