脚と角

関西を中心に国内外のサッカーシーンを観測する蹴球的徒然草。

喜怒哀楽の真髄は蹴球にこそ有り。

価値あるドロースタート -VSラランジャ京都‐

2010年04月11日 | 脚で語る奈良クラブ
 関西サッカーリーグが10日に開幕。今季よりDiv1に昇格した奈良クラブは昨季の2位チームでもあるAS.ラランジャ京都と対戦。先制するものの、1点を守り切れず1-1のドローに終わった。

 

 最終ラインに浜岡(この試合は負傷で欠場)、三本菅、中盤に牧と李、そして前線に大塚という軸となる新加入選手が加わり、新たな布陣で2010年シーズンを戦う奈良クラブ。戦力的な上積みはあるものの、環境面の問題から十分な練習量を確保できておらず、プレシーズンマッチや直前の練習試合でも格下の相手に完敗するなど不安要素は多くあった。特に昨季のカップ戦でL京都には完敗を喫しているだけに、今季Div1でいかに戦えるかの試金石的な試合でもあった。
 試合は前半から本調子でない相手の攻撃を上手く守り切り、攻撃面ではなかなか相手の堅守を崩せぬ一進一退のまま勝負は後半へ。72分にFW檜山が大塚の折り返しを落ち着いて流し込み、1点を先取することに成功するが、その5分後にL京都の中尾の強烈なロングスローからクリアミスを招いて失点。貴重なリードはチャラにチャラにされたものの、その後の追加点を許さずドローのまま試合を終えた。

 
 
 浜岡を負傷で欠いた布陣ながら、橋垣戸と三本菅の最終ラインは力強く相手の攻撃を跳ね返してくれた。攻撃面ではまだこの数試合物足りなさがあることは否めないが、これは実戦を通して連携を深めていくしかないだろう。昨季、実力の差を思い知らされた相手だということを考慮すれば、この引き分け発進は及第点以上。次節は奈良で昨季の優勝チームである三洋電機洲本が相手。11日の初戦では奈良クラブと共にDiv1に昇格したルネス学園甲賀相手に6-0と圧勝している。非常に侮れない大きな相手との戦いは続く。なんとかこのいきなりの山場で結果を残していきたいところだ。


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4 コメント

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Unknown (まよなか)
2010-04-12 21:04:15
結果は勿体なかったでしたが、予想以上にいい試合を
見せて貰ったと思ってます。面白かった~

正直、練習不足が響くんじゃないかと思ってましたが、
とりあえずはホッとしました。
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Unknown (yoshi:D5)
2010-04-14 21:51:32
>まよなかさん
コメントありがとうございます。

まぁ上々の出だしなので切り替えが肝心ですね。おっしゃるように非常に観ていて面白い試合でした。
練習不足を積み重ねていく実戦で補って欲しいところですね。本番はこれからです。
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Unknown (ぞうぶぅ)
2010-04-16 21:07:24
いよいよ日曜日は、待ちに待ったホーム開幕戦ですね。相手は強豪かも知れませんが、チャンスは必ずあると信じて、僕もボスコで奈良クラブの試合を初参戦する予定にしています。頑張れ奈良クラブ!!!
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Unknown (yoshi:D5)
2010-04-17 20:35:49
>ぞうぶぅさん
コメントありがとうございます。

返事が遅くなりました。
少しボスコは不便な場所ですが、よろしくお願いします。明日の試合が今後の鍵を握りそうですし、楽しみにしておいてください。
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