脚と角

関西を中心に国内外のサッカーシーンを観測する蹴球的徒然草。

喜怒哀楽の真髄は蹴球にこそ有り。

ACLへ行こう ~韓国・光陽~

2008年03月05日 | 脚で語る欧州・海外
 さてさて、今季も国内の開幕まで残すところあと3日。またフットボールバカにとって長いようで、短い1年が始まろうとしている。今季はG大阪に加え、これから走りだす奈良クラブ、その他時間の許す限り国内至るカテゴリーとますますフットボール観測に時間が割かれるのは目に見えているのだが、その1年のハイライトとなるのが、間違いなくACLであろう。

 まず、3月にホーム&アウェイで戦う全南戦が近づいてきている。19日に行われるアウェイの全南戦へ早速行くつもりでいるのだが、個人的にはどのツアーにも属さずにピン(一人)で現地へ赴くのが一番面白いという結論に達した。当ブログにリンクさせて頂いている民国96年氏の「大阪鋼巴球迷的博客」というガンバ系ブログにて氏は早くも昨年からこの19日のマッチアップをアウェイ全南戦だと読み、早速旅の計画を立てられていたが、それと比べれば自分の全くの無鉄砲ぶりと無計画さは際立つと改めて思う今日この頃だ。

 まず、往復の格安航空券しか手配していないのだが、痛かったのは関空発午前一番の釜山行きアシアナ航空143便が押さえられなかったこと。あまりに余裕をブッこいていたのだが、おそらくオフィシャルツアーの1泊2日コースがこの便でアサインされているのだろう。おまけにこのアシアナ航空ならANAマイレージが使えたところであった。仕方なく後続の大韓航空732便にて押さえたのだが、これが関空12時55分発、釜山14時30分着である。そしてスカイチームが故にマイルは使えない。
 まあ、同じようにアウェイ全南戦へ赴く方は容易に想像ができるかもしれない。

 そう・・・どう考えてもキックオフ時間ギリギリなのだ!!

 光陽スタジアムで18時30分キックオフのこの試合に余裕を持って間に合わせるならば、釜山の空港から15時には出てしまいたい。なぜならやはり釜山から光陽までは2時間弱かかるからである。日本では現地旅行社に問い合わせても、なかなか釜山―光陽間の高速バスのダイヤまでは分からない。そして、この数日で掴んだ現地のバスダイヤでは・・・
 釜山発14時45分!その後続は・・・なんと16時20分!

 これは本当にギリギリだ。バスがもしサービスエリアなんかでのんびり停まろうものなら2時間要して即死の可能性もある。交通渋滞が無いとも限らない。そう考えればかなりギリギリの戦いが俺にはキックオフの前に待っている。希望の光を見出すならば、このバスのダイヤが1年前のJ's GOALの現地取材にて判明しているものだ。改正されて15時台のバスがあることを祈るべきか。とにかくなるようになるだろう。それしかない。

 確かこの全南戦はキックオフ時間が中継の絡みもあって早まってなかったか?これが19時キックオフなら少し胸を撫で下ろせたかと思うと実に悔しいところだ。ただ、タクシーという手段はある。多少出費を要するが、これはチャレンジするメリットはありそうだ。タクシーの運ちゃんに飛ばしてもらい、スタジアム帰りもその運ちゃんできっちり予約をしておく。翌日の復路便が大韓航空731便10時55分発であるために、その日のうちには釜山市内へ戻っておく方が望ましい。このタクシーの局面が幾らの出費になるかが重要なところではあるが。

 ここまでギリギリかつ無計画で行けば、なるようになるというか、こんな旅でしかできない経験もできるだろうと前向きに考えている。それまでにハングル語でしっかり要件を伝えられて、かつコミュニケーションが取れる手段を考えなければいけない。スケッチブックに書いて持ち歩こう。片言の英語すら通じなさそうだ。

 なんて形で3月は韓国・光陽に始まり、4月はオーストラリア・メルボルン、そして5月はタイ・バンコクへと渡り歩くことになるのである。非常に楽しみなACL道中膝栗毛。まずは光陽で無事に90分観戦し、G大阪の勝利を見届けることが目標だ。