いよいよ、その日が来ました。
自分の仕事、自分の人生に欠かせない本。
そんな大切な本たちではありますが、
私にとって本の歴史は、本の置き場の問題でもありました。
そもそも、引っ越しも、本の置き場確保のためでした。
本のためにいくらスペースを作っても、すぐに本だらけの生活に戻ってしまう・・・
人生は、常に、実質とカタチの問題がつきまといます。
たとえばスポーツジム。
一番大切なことは、そこで肉体を鍛えるということ。
ジム通いはそれを実現する手段に過ぎない。
でも、いつの間にか、ジムの会員であるという”所有性・所属性”に
何か意味やら価値があるように思えてくる。
そんな本末転倒状態を手放すため、ジム通いをやめ、自宅トレーニングに切り替えました。
”所有性・所属性”という空虚な満足を手放した変わり、
”実質的時間”が倍増しました。
本も、読書の純粋な喜びとは別に、”これだけ本を持っている”という”所有性満足”があるのかもしれません。
でも、これも自分の内的充実とはまったく関係のないこと。
大切なことは、本に囲まれて生活することではなく、それらの本のエッセンスをどれだけ自分のキャリアや人生に活かしているか?ということ。
そろそろ、むなしい”所有性・所属性”の満足と決別する時期なのかもしれません。
”本に囲まれた自分”から、
”すっきりとした部屋で、思索を楽しむ自分”に変わっていこうと思います。
来年の今ごろ、本を含め、モノの少ない部屋で、シンプルに暮らす自分になっていたいです!