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歌舞伎と英語学習

2014-12-25 10:08:25 | 日記
歌舞伎を鑑賞する際、解説イヤホンが借りれるのですが、今回は英語の解説イヤホンを借りてみました。
日本語の解説は、背景知識や豆知識が中心で、セリフひとつひとつにまでは解説がつかないのですが、
英語の場合、ほとんどの科白に解説が付くため、舞台から日本語を聞きつつ、イヤホンでは英語を聞くという、
同時通訳的な状態になりました。

歌舞伎は演目により、ストーリーがわからないと面白くないものと、ストーリーなど忘れ、役者の立ち振る舞いそのものに夢中になるものに分かれます。
英語の解説は、前者のような演目のときにとても助かります。歌舞伎では、ストーリーなどは観客がすでに知っているという前提で展開するため、
それがわからないと、”わけのわからない科白を延々と聞いている”状態となり、非常に退屈です。そんなときは、英語の解説を聞いて、半分英語学習だと思えば、
退屈な科白のやりとりだけのシーンもなんとかやり過ごせます。

最近、昼の部、夜の部を通して、丸一日を歌舞伎座で過ごすようになりました、
こうなってくると、退屈な演目でも、ご愛嬌ということにもなりますし、
そこで席を立たずに、粘って観劇していると、最後まで観つづけた者だけが味わえる、最高の見せ場が味わえたりするんです。
余計なお世話なのは承知で、居眠りしている人をみかけると、”えー、こんなおいしい場面で寝ちゃうの?”と揺り動かしてあげたくなります(苦笑)。
確かに眠くなる場面も少なくはないけれど、それを差し引いても余りあるだけの大感動場面も多いのが歌舞伎の魅力です。

この、観つづけるしんどさと、最後まで観とおしたものだけが味わえる、大感動という結末から、
語学も同様で、中盤戦の退屈さ、しんどさとどこまで折り合いつけられるかが勝負だという感じがします。
つまり、その眠くなる、かったるい期間の先に、ご褒美が待っているという確信があるかどうか、
これが、観劇を続けること、語学を続けることの共通点だと思います。

それにしても、やはり、海老蔵はスターになるべくして生まれた役者だとつくづく思います。今回も圧巻でした。
テレビの世界ではもはや知的にも芸的にもプロが見られなくなって久しい今の時代、
歌舞伎座へ足へ運べば、メディアでは出会うことのない、本物たちに出会えます。
役者の個性だとか、もって生まれた華やかさだとか、そういう素養とは別に、身体技能がしっかり備わっているので、
個性だとか感性という、一種”水物”的なものに左右されない、長年鍛錬された身体技術に裏付けされた芸を堪能できるのも歌舞伎の魅力です。

洗練された芸を味わう以外にも、歌舞伎の楽しみ方はあります。
後継者育成に余念のない玉三郎からは、人材確保に日々苦戦している私としても学ぶことが多いです。
愛之助の安定した芝居からは、五十路を超えた自分がこれから穏やかにキャリアを磨いていくモデルを観ているように思います。


以前は、歌舞伎というと、おじいちゃんたちが白塗りでもそもそ何かしゃべってる、というイメージがあったのですが、ここ数年、高齢者層はほとんど舞台から消え、30代、40代が中心となり、セリフも聞き取りやすいし、動きは機敏だし、かなり舞台そのものが鑑賞に堪えるだけの品質になり、ハイコンテキストな背景知識を共有していない若い人たちや外国人客でも十分楽しめるようになってきました。このような歌舞伎界における新旧交代の成功事例から、自分はいつだれにこの仕事を引き渡していくべきかヒントを得ることすらあります。

こんなふうに、これからの自分の生き方、仕事の進め方を模索している人にとって、歌舞伎はさまざまな考えるヒントを与えてくれます。さらに、今回私が試したように、英語解説イヤホンなどを使えば、日本文化を学びつつ英語も体得できる、まさに一石二鳥の英語学習を展開させることすらできるんですね。




ラーナーズジム オフィシャルサイトがリニューアルオープンしました。

2014-12-18 12:43:05 | 日記
ラーナーズジム オフィシャルサイトがリニューアルオープンしました。
今後のブログについては下記のアドレスで更新いたしますので、宜しくお願い致します。

http://www.learners.co.jp/

外国語学習で報われるもの

2014-11-16 11:18:12 | 日記
外国語を学ぶことで何が報われるのか考えてみました。

現在、英語に加え、韓国語、中国語、フランス語を学習中なのですが、
”自己成長を楽しみにしながら日々を過ごすこと”ができているのだから、
自分はもしかするとすでに報われていると言えるのかもしれません。

”自分が思うようにできないこと”に挑戦していると、
身体的には静的生活を望んでいる一方で、どこか”青年としての未成熟な部分”が
常に自分の中でどんどん動的に拡大していきます。

こうしたことから、
これから近い将来、”若さの秘訣は何ですか?”と聞かれたら、
”毎年一語、新しい外国語学習に挑戦すること”と答える老人になりそうです(笑)。

いずれにせよ、
語学というものが、一朝一夕で手に入らないものだからこそ、
私は、いつまでも、中身だけは”青年らしく”していられるのかもしれません。
”なかなか覚えられないこと”、
”なかなか身につかないこと”、
そういう”もがき”こそが、語学と格闘することで得られている報酬なのかもしれません。

もっとも、”自分はすでに報われている”と心のどこかで思えるから、
次々と新しい外国語学習に挑戦できるのかもしれません。

仕事で外国語を必要とする企業戦士とはちょっと違う角度で、
今、外国語と向き合っているところです。


新しいブログへ引っ越しました。

2014-11-16 11:13:43 | 日記
OCNからGooへ引っ越しました。
こちらにいろいろと書いていきますので、よろしくお願いいたします。

50の手習い

2014-11-07 13:53:21 | 日記・エッセイ・コラム

50歳の手習いで始めた韓国語学習の中に、英語学習指導のヒントがたくさんあります。

①音読--------

ゆっくりであれば音読できるのですが、自然なスピードで読みたくても、なかなかできません。例えるなら、プールの水中歩行の際、気持ち的にはもっと早く進みたいのに水圧抵抗でなかなか思うように前に進まない感じでしょうか?セミナーで音読演習の際、なかなかスピードが上げられない初級学習者の気持ちがよくわかります。自身の韓国語学習のおかげで、今まで以上にきめ細やかな、学習者のレベルに合わせた音読指導ができそうです。

②語彙--------

感動的なくらい、覚えられません(笑)。もうこれは、覚えられない自分をどれだけ受け入れられるか、精神修養をしているとしか思えません。”覚えられない”、”暗記できない”、という学習者の悲鳴をこれまでたくさん聞いてきました。まさに私も今同じ気持ちで叫びたいです。ここは多読で出会う頻度を上げていくことと、音読で音声的に記憶にひっかけていくことぐらいでしょうか?ところで、日本語を覚えようとして日本語の本を読書する人はいません。日本語の読書はあくまでも内容を楽しむために行うものであり、日本語の語彙が豊かになるのはその結果に過ぎません。韓国語においても、今は韓国語の読書(国語の問題集のようなもの)を楽しみ、その結果、語彙があとからついてくるのを待とうと思います。

③ライティング--------

かなり熱心に韓国語作文をしていたのですが、しゃべれないとつまらないので、作文ライティングに宛がう時間を音読に切り替え、もう少し会話をスムーズに楽しめるようになりたいです。それに、ノート2冊分の韓国語作文も、書きっぱなしではもったいないので、これからはどんどん音読して、会話力につなげていきたいです。

④会話--------

十分なインプットなしに、会話を練習しようとしてもあまり上達しないことも実感しました。英語同様、やはり語学は自己学習によるインプットが基本だと痛感中です。現在週1回90分ですが、これを多くしても、インプットが追いつかないと、結局、消化不良に終わります。自己学習によるインプット9割、先生との会話1割、がちょうどよいバランスです。

⑤”伸び悩み”との向き合い方--------

やってもやっても成長を感じられないときの脱出法を二つ見つけました。一つは脱却する日を信じて、やはり毎日コツコツ学習を続けること。そしてもう一つは、”他のことに意識を向けること”です。Aを完全マスターしてからB,Cに着手という発想はやめて、Aがほぼ毎日継続できるようになったら、BやCを導入していく、という方針にしました。英語もそうですが、語学は一定レベルに到達すると、そこから先はどれだけ時間をかけても急カーブで成長することはあまりありません。つまり、”英語を完全マスターしてから、他の外国語を始める”という戦略ですと、永遠にそのタイミングは来ないということになります。私の英語力が100点満点中70点だとします。これを100点取ってから他の外国語をやるとなると、おそらく私は一生他の外国語の世界は知らずに終わることでしょう。

今は以下のような戦略に切り替えました。

現在、私の英語は70点だが、これは毎日少しづつ継続すれば来年あたりには75点になるだろう。しかしそのために他の外国語を我慢するのはもったいない。英語が75点になるのを待たずして今年は韓国語学習を始めた。今、私の韓国語は20点ぐらいだが、これが50点になるのを待たずに、中国語やフランス語もぼちぼち始めていこう。そうすれば、来年の私は、英語75点、韓国語50点、中国語30点、フランス語20点ぐらいは前進できているかもしれない。再来年になれば、英語80点、韓国語60点、中国語50点、フランス語40点になっているかもしれない。

短い人生、英語に特化しすぎるのは損だと思います。