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私の愛聴盤 (第84回)

2016-03-27 | 私の愛聴盤
第84回はスタン・ゲッツの「アット・モントルー」です。
「STAN GETZ QUARTET AT MONTREUX」 Polydor 2310 549
  
1. TIMES LIE
2. LUSH LIFE
3. I REMEMBER CLIFFORD
4. LA FIESTA
STAN GETZ(ts) CHICK COREA(el-p) STANLEY CLARKE(b) TONY WILLIAMS(ds)
録音 1972年7月23日

このアルバアムは、同年3月に米国コロムビア・レコードに録音された「キャプテン・マーヴェル」の続編ともいうべきもので、「ラッシュ・ライフ」と「ラ・フエスタ」が再び取り上げられています。
しかしコロムビア盤は、豪華メンバーの集まりとは裏腹にまとまりのない内容で、購入後直ぐに手元から離れてしまいました。
一方こちらのライブ盤は、ゲッツが既に解散してしまったメンバーを集めて臨んだだけあって、内容が濃いです。
1曲目の「タイムス・リー」は、ゲッツがテーマを吹いた後、チックがラテン色強いフレーズを散りばめ、これにスタンリーのベースと、トニーのドラムスが絡むもので、終曲の露払い的演奏です。
そして2曲目、3曲目のバラードを挟み、最後はお馴染みの「ラ・フィエスタ」へと続きます。
このライブの主役はボサノバを演っていた時とは違うスタン・ゲッツであることは間違いないのですが、全曲でエレピを弾くチックを筆頭に、リズム隊の力演も見事です。

スタン・ゲッツとチック・コリアは、このライブが行われた5年ほど前にスイート・レインで共演済みで、こちらもお勧めの1枚です。

なお「ラ・フィエスタ」は、カモメのジャケットでお馴染みのレコードからの1曲で、こちらは発売当時あちこちのジャズ喫茶で繰り返し鳴っていました。
「RETURN TO FOREVER」 ECM 1022 ST
  

コメント
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