深淵の匣 弐
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ボークス モエコレプラス No.5 魔想志津香です。
そろそろアップしとかないと…


1/6スケール。原型師は神尾林太郎(敬称略)。

ゲーム人気の割には立体化に恵まれなかったランスシリーズからの待望の立体化。
人気投票でメインヒロインを抑えての第一弾です。メガネやビキニアーマー、えせロリは問題外。
絵柄が安定したからか、原作はランスⅣとなっています。

出来以外で言いたい事もありますが、レビューの後に。




【箱】


箱は普通。窓がやや広めのタイプで、若干強度は弱め。
珍しく外箱にはセロテープなどの封がされてませんでした。




【基本8方向】




帽子、マントを装備した状態。
胸も腰もほどですが、スレンダー過ぎることも無く、均整の取れた魅力的な造形です。




【各部】







顔は特徴を良く掴んでます。アイプリもかなりよい部類ではないかと。
ただ、うちの固体は顔に若干の汚れがありました。あえて未修正。





トレードマークの帽子。埃が溜まりやすい…




髪の毛の造形はだるいというか、やや雑。塗りわけやグラデーションもありません。
原画からするとこんなものかもしれませんが、もう少しこだわりが欲しいところ。






胸はそこそこ。





手や袖の内側はうまくまとめています。



 
超ミニスカなので、少しローアングルにするだけで中が見えますが、
斜めを向けたときにスリットからちらりと下着が覗くところが良いです。
肌は成型色でグラデーション等はなく、この辺がアルター等に及ばないところですね。





ブーツはそれなりに塗りわけが。
他の部分の塗りはほぼ単色なのに…
ベースは小さめで場所を取りませんが、その分、魔方陣はショボくなっています。





帽子は前髪と一緒に取り外し、帽子なしの前髪と交換可。





襟巻き?も取り外し可。ずいぶんすっきりします。




マント、襟巻き、帽子。マントと帽子はクリア素材で、色移り対策がなされています。
帽子は前髪付きで、残念ながら汎用性はいまいち。







装備をはずし、腕を差し替えることで軽装に。
寒色の部分が減り、活動的な印象になります。肌色部分が増えて良いですね。
装備ありと並べて飾りたい…となると予備が要るわけか。






トレードマークの帽子とマントが無くなり、印象はやや希薄に。
「何か」に似ているとか散々言われてますが…どこからどう見ても志津香です!





頭をはずすと背中が見えます。
全体的にそうですが、服のしわの作りは好感が持てます。





やはり、最もこだわりがあるのが、下着の造形。パンツのしわ(特に後ろ)は最も精巧に作られています。
下品でないのにいやらしい、絶妙な造形です。





失敗。変なライティング。
今のうちの状態では明暗を付けた写真はちょっと撮りにくい…





以上、ボークス モエコレプラス 魔想志津香でした。
造形はそれなりに良く、色移り対策もされるなど、なかなかの良作でした。その分塗りわけや、ゲート跡など、惜しい点がいくつか。
普通に飾って鑑賞する分には十分だと思いますし、量産(工場の技術力、均質性の確保)との兼ね合いでしょうが、もう少し頑張りが欲しいところ。

装備を外すと「ナントカ」と区別がつかないと言われますが、んー、何だろ、愛が足りないのか。
「かないみか」と「こおろぎさとみ」よりは差があるかと…


初出は「ランス2~反逆の少女たち~」で、1990年5月。闘神都市が1990年12月と、アリスソフトが飛躍する礎となったゲームですね(ランスの1作目はさすがに…)。当時はずいぶんやりこみました。
そのころからランスキャラの中ではずいぶん人気があったように思います。
ツンデレというよりもほとんどツンのみ。Hシーンも前提条件が多く、難易度はやや高めですが、半ば本気で嫌がるのを…というシチュエーションが良いですね。

製品化してくれたボークスには、感謝です(ブキヤから出てないのが不思議)。

その分、きっちり予約をしていた人を差し置いて、特定イベントで先行販売を行うという行為には、やや水を差された感があります。
各種イベントでも、原型展示を行わなかったというのも、やや寂しいところ。
期待が大きいだけに、「ユーザーを楽しませる」という点にももっと配慮して欲しいものです。

シィル、かなみ、あてな2号あたりも立体化して欲しいのはやまやまですが、シィルの場合、どの髪型、体型にするのかが問題ですね…


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