asayanのブログ

趣味を中心に、感じたことを書いていこうと思います。

『文づかひ』を読む

2014-08-28 23:06:04 | 日記
『舞姫』『うたかたの記』と読み進めたなら『文づかひ』にも焦点を当てたい。


注目した文章は、

 ① 人の世の春さへはや過ぎたるが多く、 (中略)  一行はや果てなむとす。

 ② 「我をばはや見忘れやしたまひつらむ」


上記の二文が気になった。

はや 果てなむ をば の[文づかひ]ならぬ言葉使いが、

『舞姫』の書き出し 「石炭をばはや積み果てつ」 を連想してしまう。


ドイツ三部作は 語彙の使い方・言葉のリズム に近いものを感じた。
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