カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

ジゼル

2007年02月24日 | 日記
ジゼル~全2幕~
ジゼルはアドルフ・アダン作曲によるバレエ作品。ロマンティック・バレエの代表作の一つである。結婚を目前にして亡くなった娘たちが妖精となり、夜中に迷い込んできた人を死ぬまで踊らせるというオーストリア地方の伝説をもとにした作品。ニ幕物で、第一幕の昼間の森の場面と第二幕の夜の場面の対照が印象的である。主人公が死装束で踊る唯一のバレエ作品といわれる。(ウィキペディアより引用)

日時:2月23日(金)PM7:00開演 PM9:20終演
於:東京文化会館大ホール(2007都民芸術フェスティバル助成公演)
  社団法人日本バレエ協会公演
指揮:堤 俊作
演奏:ロイヤル・メトロポリタン管弦楽団
ジゼル:永橋あゆみ、アルブレヒト:斉藤 拓

オーケストラボックスに管弦楽団が入った本格的なバレエ公演を見るのは初めてである。個室へ入るような雰囲気の5階正面の席であった。Iさんから招待券を2枚いただいての観賞である。ジゼルの名前は知っていたが、白鳥の湖ほど内容は、とんと知らなかった。幕が開くとドイツのノイシュパンシュタイン城のような背景からして、ついこの間の旅行の続きのような雰囲気の舞台であった。ウィキペディアの解説の通り第二幕夜の場面は、川とも湖水とも見える背景の墓場で踊る夢幻的なバレエ。24人の妖精たちの直線的な、そしてまた円を描く変化に富んだ群舞あり、ソロあり、デュエットありです。闇夜に白い衣装が美しく情緒的にも印象深いバレエであった。5階からは、オーケストラボックスと舞台を丸ごと視野に入る。オペラグラスを併用で観賞。音楽も素晴らしく、雰囲気が最高でした。孫の「コトちゃんにも小学生にでもなったら是非見せてあげたいバレエだね」と家内と話ながらバレエの素晴らしさに触れることができた一夜でした。


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