カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

さくら貝

2005年10月13日 | Weblog
1949年(昭和24年)NHK「ラジオ歌謡」発表の「さくら貝の歌」は倍賞千恵子さんがよく歌っていらしゃるので、何方もご存知だが、「さくら貝」を私は知るらなかった。何となく郷愁を感じる優しい良い{詩と旋律}である。どちらも素晴らしい叙情歌謡です。
さくら貝
メロディー(3′14″)⇔クリック

さくら貝 
中出良一 作詞・作曲

赤いちっちゃなさくら貝
遠くはるばるきたのでしょう
波に揺られて
風に揺られて
ついた浜辺は砂ばかり

赤いちっちゃなさくら貝
だれをたずねてきたのでしょう
母さんこいし
父さんこいし
呼んでみたけど風ばかり
赤いちっちゃなさくら貝
ひとりさびしくきたのでしょう

月影追って星影追って
ついた浜辺は砂ばかり
{さくら貝}HomePage⇔クリック
「さくら貝の歌」
 土屋花清作詞 
 八州秀章作曲

美しき桜貝一つ
去り行くる君にささげん
この貝は去年の浜辺で
我ひとりひろいし貝よ

ほのぼのと
うす紅染むるは
わが燃ゆるさみし血潮よ
はろばろかよう香りは
君恋うる胸のさざなみ

ああなれど我が想いははかなく
うつし世のなぎさに果てぬ
{さくら貝の歌}クリックでメロディー

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