カンアオイ

野草の観察・ハイキング・旅行・散歩などメモ的な身辺雑記。

江戸独楽

2008年03月07日 | 日記
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俳優加藤剛さんの趣味について、陶芸と江戸独楽の紹介があった。(NHKTV1ch・この人にトキメキ)
江戸独楽の広井政昭氏の創作独楽はフランス・ルーブル博物館に永久保存になっていると言う。回すとカラクリがあったり、変身もする。そのカラフルな独楽のいろいろを眺めていると子供に帰り楽しい。蒐集癖が湧き上がるのも頷けた。最後にインタビューに答えて、彼の望むことは「円満な地球」とは素晴らしい言葉。私と同い年1938年生まれとは、驚き!優しい心の素適な俳優のお1人です。

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①創作独楽「変身コマ?」さて何に変身したでしょう?↓② 判ります↓③江戸曲独楽{寄席などで曲芸師が回すコマ。日本刀の刃渡りや紐の綱渡りが出来る。}
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創作独楽「傘」と根付の小さな「独楽」も見逃さないで!↓
創作独楽「傘」
注:ここに掲載した独楽の写真は全て独楽師小宮耕生氏の作品(ホームページ・日本の独楽掲載より)
+蛇足+折り紙でつくる独楽(こま)も江戸独楽に肩を並べる?カラフルなものが出来ますヨ!そして負けないくらい?よ~く回ります。

今日何も彼もなにもかも春らしく
 稲畑汀子(毎日新聞・季節のたより)
「何も彼(か)も」を反復した快いリズムは春らしくなった喜びだ。この句のような日、私は近所を歩いて道端の草を眺める。オランダミミナグサ、ヤエムグラ、ハコベなどの若草色が春を実感させる。「季節のたより」選者 坪内稔典氏の感想だが、私も同感だ。
浮世絵と俳句とコメントで構成する朝刊一面の小さなコラムが始まってから、毎朝これを楽しみにしています。
今日の絵は歌川広重「名所江戸百景」から。説明が無いが、恐らくは筑波山の遠景ではないかと推測した。俳句も浮世絵もコメントも三位一体、気に入ったのでした。
2月27日には、鶯は梅に来るというのが、古今集以来の和歌の美学なのに。こんな句も
鶯や餅に糞する縁の先 松尾芭蕉
さしずめ近頃なら鶯の声も聞かないので、{メジロ来て餅に糞する縁の先}かも