ベッキー不倫騒動「擁護派」の岡村隆史、武田鉄矢らに批判飛び火 (東スポWebの記事より)
ジダンやベッカムがその典型ですが、過去の名アスリートには謙虚な人がいます。
現役の選手と比べられても「自分は彼にはかなわないよ」と相手を立てるコメントをします。
これには二つの効果があります。
まず、彼らのアンチは「その通りだ」と納得して、それ以上攻撃しなくなります。
そして、彼らのファンは「そんなことないよ!」と擁護してくれます。
結果的に、この発言でアンチとファンの双方に一番居心地のいい場所を与えてあげられます。
また、メディアでは『悪魔の擁護者』という手法があります。
有名人にインタビューをするときに、わざと意地悪な質問をぶつけて、相手に反論させるというというものです。
えげつない質問にも誠実に答えることができれば、その人の好感度は上がります。
この二つに共通しているのは、「悪役」がいるということです。
前者なら自分で自分を悪く言い、後者なら人に悪く言ってもらいます。
先んじて自ら悪く言われることで、批判の手はゆるみます。
実際、事情を考えると、上記事のベッキーさんは悪くないのです。
男性が既婚を隠していた上、バレた後も妻と別れると言われたら、普通は信じます。
でも、褒められたことではないのも確かです。
なので、予想される批判に対して、誰かが先んじて「悪役」になるしかありません。
巻き込んでいる人や企業が多すぎるので、ベッキーさん自身が自分を悪くいうことはできません。
ですから、本当は、彼女をよく知る人が周りも引くくらい悪く言ってやることが必要でした。
上記事のような擁護は自分がすっきりするだけで、相手にとってはあまり良くありません。
もっとも、一番悪い相手男性がちゃんと「悪役」を演じるのが、本当のスジなのですが。
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