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課外授業 in Brooklyn 

2007-07-12 13:06:42 | Weblog
最高気温が35℃を超える酷暑の中、語学学校の授業でBrooklynへ。

クラスは様々な国から来た生徒が集まっているので、授業のテーマ
もアメリカの歴史や文化、移民問題にフォーカスすることが多い。
今回は、Brooklynにあるポーランド移民の町、Green Pointを訪ね、
地元の人に移民の歴史を聞くという授業だった。

マンハッタンからは地下鉄の駅にして3駅くらいと、East Riverを
越えて程なく到着。

目抜き通りは店が立ち並んでいるけど、一歩路地に入ると、低層の
レンガ造りの住宅が並び、閑静な住宅街。


地元の図書館で、図書館に勤めるポーランド移民の人から話を聞い
た。

もともとは、Native American(インディアン)が暮らしていた
土地だったけれど、オランダ人が富を求めて原住民を殺して(!)
移住し、その後、イギリス、ドイツ、ポーランドと様々な民族の
土地となった町。

現在は、マンハッタンの地価高騰を受けて、移り住んできたアメリ
カ人も増え、ポーランド独特の特徴も失われつつあり、話をして
くれた人は憂いていた。

とはいえ、町にはポーランド語が溢れていて、理解不能な単語が
あちこちに。
きっと、“ポーランド家具”という意味だと思う↓


話を聞いた後は、町をちょっと散策して、ポーランド料理のお店で
ランチ

私は「ピエロギ」という伝統料理を注文。
お店の人の説明では、ラビオリみたいなものということだったけど、
出て来たものを見てビックリ。
まるで中国で食べる水餃子


具を粉を練った生地で包んだ料理で、調理方法も、ボイルとフライ
から選べて、まさに餃子。
私がたのんだのは、マッシュルームとザワークラウト入りのもの。
他にも肉や、ポテトなど様々な種類があって、チーズなんかも入る
から、中身は完全に洋風。
お好みで甘いリンゴのソースを付けて食べる。


水餃子のような感覚で食べると、何とも不思議な料理。
でも、これがなかなか美味しい。
やっぱり人間の味覚は万国共通なのかな。


散策には全く適さない酷暑だったけど、新たな文化に触れたいい
経験だった。