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朝マナ

人はパンだけで生きるのではなく、神の御言によって生きる。
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ルツ記 2章

2025年01月08日 | ルツ記
ルツ記2・12 どうぞ、主があなたのしたことに報いられるように。どうぞ、イスラエルの神、主、すなわちあなたがその翼の下に身を寄せようとしてきた主から充分の報いを得られるように。

ナオミとルツは故郷ベツレヘムに戻ってきたものの、かつての嗣業の地もなく、生活のあてもありません。そこで、ルツは落ち穂拾いを申し出ました。それは、律法に次のようにあるからです。

あなた方の地の実のりを刈り入れる時は、畑の隅々まで刈りつくしてはならない。またあなたの刈入れの落ち穂を拾ってはならない。――中略――貧しい者と寄留者とのために、これを残しておかなければならない。(レビ19・9~10) ※神の律法は厳しい規定ばかりではなく、このような弱者への配慮も規定されている。

何のあてのない異邦人ルツにとって、神の律法(神の御言)だけが頼りです。彼女は、神の御言に自分をゆだねたのです。落ち穂によってでも、神の恵みにあずかりたいと願うルツの姿に、神への信頼と謙遜を見ることができます。

ルツの姿は、自分の娘のいやしを求めてイエスに願い出たツロ・フェニキヤの女性を思い起こさせます(マルコ7・24~30)。彼女もルツと同じく異邦人でした。そして、異邦人であるがゆえに、「子供たちのパンを取って小犬にあげるわけにはいかない」とイエスからあしらわれたのですが、「小犬でも食卓から落ちるパンくずはいただきます」と求めた婦人を、主はおほめになりました。

この場合の「子供たち」とはイスラエルのことで、イスラエルがまず恵みにあずかるのであって、それをさしおいて外国人のあなたにパン(恵み)をあげるわけには行かないと言われたわけです。 ※「犬」とは外国人を意味する。

しかし、ツロ・フェニキヤの女性は、犬呼ばわりされてもひるむことなく、謙遜になって恵みを求めました。パン(恵み)をそのまま求めているのではありません。食卓から落ちるパンくずで良いのですと。

自分が異邦人であって、恵みを直接受ける資格などないことを知って謙遜に求める姿は、ルツの場合も同じです。謙遜とは、資格がないことを知っていることです。

主はイスラエルだけを贔屓(ひいき)なさる神ではありません。謙遜にかつ真心をもって求める者を、神は顧(かえり)みてくださいます。

そのように神を信頼する姿に、神は感動なさいます。イエス様はツロ・フェニキヤの女性の信仰に感動されました。そして、ルツの姿にボアズは感動して、彼女に恵みをほどこしたのです。

ルツは意図せずしてボアズの畑に行ったのですが、神による不思議な巡り合わせです。神を信頼して行くと、自分の意志や努力を越えた神の導きや出会いを体験するものです。

と言うのも、ボアズはナオミの親戚筋にあたる者で、ナオミが嫁のルツをつれて戻って来ていること、また、嫁のルツが義母によく仕えていることを伝え聞いていたのです(2・11)

ボアズはそのようなルツに報いようとします。そして雇い人たちに、「彼女のために束からわざと抜き落しておいて拾わせなさい。しかってはならない」と命じるのです(2・16)

神の愛は、ボアズを通して表されています。ボアズは神の心を知っている人です。ですからルツに次のように告げました。

どうぞ、主があなたのしたことに報いられるように。どうぞ、イスラエルの神、主、すなわちあなたがその翼の下に身を寄せようとしてきた主から充分の報いを得られるように。(1・12)

あのツロ・フェニキアの婦人は、私は異邦人ですからパンそのものをもらう資格がないことは分かっています。でも、テーブルからこぼれ落ちるパンくずでよいのです……と求めました。

ルツも、イスラエルの人からすれば外国人の自分が、収穫をもらう資格などないことは分かっています。でも、落ち穂でよいのですと求めたのです。その求めに主が応えてくださいました。

ですからルツは謙遜に告白しています。どうしてあなたは、私のような外国人を顧みて親切にしてくださるのですか(2・10)

主なる神は、このように謙遜に、しかし熱心に求める者に報いてくださいます。そのような求め方は惨(みじ)めだと思いますか。しかし、神の御前に格好をつける必要がありません。

謙遜に求めてくる者を、神ははずかしめられません。私たちもかの詩篇の作者のように祈りましょう。

「主よ、私はあなたに寄り頼みます。とこしえに私をはずかしめず、あなたの義をもって私をお助けください」(詩篇31・1)

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