マルコ11:3 主がお入り用なのです。
日曜日から受難週です。イエス・キリストの十字架と復活を記念しておぼえる週です。受難週の金曜日にイエスは十字架で死なれ、三日後の日曜日に復活されました。
受難週は「棕櫚の主日」と呼ばれる日曜日から始まります。その日、イエスはロバの子に乗ってエルサレムに入城なさったわけですが、そのとき人々は棕櫚(シュロ)の葉で歓迎したことに由来します。
①期待はずれの王
旧約の預言は、キリストは神の国の王として来られると預言していました。そこで、人々は、偉大な王の出現を期待していたわけです。人々の期待は、武力をもって敵を滅ぼし支配する王でした。
イエスこそ「王なるキリスト」だと人々は期待しましたが、イエスは軍馬にではなくロバの子に乗ってエルサレムに入られました。兵士ではなく、ガリラヤの漁師出身の弟子たちを引き連れて来られました。
都合の良いキリスト像をえがいていた人々にとって、イエス・キリストは期待はずれの王でした。
あなたはどのようなキリストを期待していますか。スーパーマンのように難問を一気に解決するキリストですか。何でも「いいよ、いいよ」と言って甘やかしてくれるキリストですか。とすれば、イエスは期待はずれの王です。
②武装解除するために来られた王
ロバの子に乗って来られたのには重要な意味があります。預言者ゼカリヤは「来るべき王はロバの子に乗って登場し、戦車や弓を取り除くために来られる」と預言しました(ゼカリヤ9:9-10)。
人々は昔も今も、武力で平和をもたらそうとしましたし、理想郷(神の国)を実現するためには、武力も必要だと考えて来ました。しかし、イエス様は武器を取り除くために来られました。
まず最初に、イエス様は、私たちの心の中から武装解除なさいます。人も自分も傷つけ刺し通す槍や剣が私たちの中にあります。それを取り除き、平和の王国を私の中に建て上げられます。
人の中にある武器……それは罪のとげです。人間の根底に巣くう罪こそ、人を傷つけ殺して死に追いやる最大の武器です。核兵器より恐ろしい武器です。
王なるキリストをお迎えして、私たちの心にある武装を解除すべきです。
③王をお乗せする子ロバを主はお入り用だ
イエスは軍馬ではなく、あえてロバの子に乗られました。足どりもヨタヨタとする頼りのない子ロバに乗られました。しかし、主はそのような子ロバがご入り用なのです。
私たちは子ロバのように、愚かで、弱い存在です。しかし、そんな子ロバを主はご入り用です。主をお乗せする子ロバになろう。私が重要なのではありません。私がお乗せしている主イエスが重要です。
私の人生の行く所どこへでも、子ロバとなってイエス・キリストをお連れしよう。そこに神の御国のご支配があるようにと祈ります。(Ω)
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