中込公民館の「野草に親しむ会」で群馬県沼田市の「玉原(たんばら)高原」に行ってきました。(2014.05.21)
「センターハウス」から出発。ブナ平を目指しました。
ブナ、トチノキ、ホウノキ等の林でした。ちょうど「芽吹き」「新緑」の頃でした。
タムシバの白い花がたくさん咲いていました。
登るにつれて、だんだんガスッてきました。
霧の中のブナ林もなかなか、いいもんです。
幻想的な風景でした。雨の日ならではの景色でした。
私としては、今回最大の新発見。ブナの「発芽」です。
代表の相澤さんから教えていただいたんですが、この双葉がどうしても「ブナ」と結びつかず ?
後で、先生に聞いてもらったところ、やっぱり「ぶな」でした。
この双葉の真ん中から例のぶなの若葉が出てくるとのこと。相澤さん疑ってすみませんでした。
これが小さい「ぶな」の若葉です。
何年経つとこんな「大木」になるのか。
「ブナ」の枝は横ではなく、斜め上に伸びているので、雨水が枝から幹を伝って落ちるため
幹が苔むしてくる、とのこと。ブナの木の下のほうの枝が垂れてきた木はだいたい樹齢が200年以上になるとのことでした。
「ウスバサイシン」
これは「アオイ」の仲間ですが、アオイの仲間の花は根からでているとのこと。
そういえば、アオイの仲間は、みんな地味な花を根本にひっそりと咲かせています。
「ツクバネソウ」
「衝羽根草」と書き、葉が羽根つきの羽根ににているからこの名になったようです。
「トチバニンジン」
葉がトチの葉ににているので「トチバ」になったようです。
別に、「竹節ニンジン」とも呼ばれているとのこと。講師の方がちょっと掘って根を見せてくれましたが
少し太めの根がすぐ横に曲がり、竹のように節がありました。秋には赤い実がなるそうです。
玉原湿原の 「コバイケイソウ」の群落
アップで。 みずみずしくおいしそうですが、毒草です。
季節の花。「水芭蕉」
やっぱり水芭蕉には雨の日がよく似合う。
「ツルアジサイ」。濡れたカメラを拭いていたら設定が変わったのかこんな写真に。
一日、降ったりやんだりの天気でしたが、風がなかったので、楽しい山歩きでした。
役員の皆さんありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
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