気ままな・・写真帳

感じるままに、カメラを向けて。

早春の玉原高原

2014年05月22日 | 

中込公民館の「野草に親しむ会」で群馬県沼田市の「玉原(たんばら)高原」に行ってきました。(2014.05.21)

 

          「センターハウス」から出発。ブナ平を目指しました。

 

ブナ、トチノキ、ホウノキ等の林でした。ちょうど「芽吹き」「新緑」の頃でした。

タムシバの白い花がたくさん咲いていました。 

 

      登るにつれて、だんだんガスッてきました。

  

 霧の中のブナ林もなかなか、いいもんです。

 

   幻想的な風景でした。雨の日ならではの景色でした。

  

 私としては、今回最大の新発見。ブナの「発芽」です。

代表の相澤さんから教えていただいたんですが、この双葉がどうしても「ブナ」と結びつかず ?

後で、先生に聞いてもらったところ、やっぱり「ぶな」でした。

この双葉の真ん中から例のぶなの若葉が出てくるとのこと。相澤さん疑ってすみませんでした。

  

 

         これが小さい「ぶな」の若葉です。

 

 

何年経つとこんな「大木」になるのか。

 

「ブナ」の枝は横ではなく、斜め上に伸びているので、雨水が枝から幹を伝って落ちるため

幹が苔むしてくる、とのこと。ブナの木の下のほうの枝が垂れてきた木はだいたい樹齢が200年以上になるとのことでした。

 

「ウスバサイシン」

これは「アオイ」の仲間ですが、アオイの仲間の花は根からでているとのこと。

そういえば、アオイの仲間は、みんな地味な花を根本にひっそりと咲かせています。

 

             「ツクバネソウ」

「衝羽根草」と書き、葉が羽根つきの羽根ににているからこの名になったようです。

 

 「トチバニンジン」

葉がトチの葉ににているので「トチバ」になったようです。

別に、「竹節ニンジン」とも呼ばれているとのこと。講師の方がちょっと掘って根を見せてくれましたが

少し太めの根がすぐ横に曲がり、竹のように節がありました。秋には赤い実がなるそうです。

 

               玉原湿原の 「コバイケイソウ」の群落

 

アップで。 みずみずしくおいしそうですが、毒草です。

 

                   季節の花。「水芭蕉」

 

やっぱり水芭蕉には雨の日がよく似合う。

 

  「ツルアジサイ」。濡れたカメラを拭いていたら設定が変わったのかこんな写真に。

 一日、降ったりやんだりの天気でしたが、風がなかったので、楽しい山歩きでした。

    役員の皆さんありがとうございました。次回もよろしくお願いします。


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