京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

花便り

2012-10-12 14:37:33 | 作陶館日記
お習字教室のお客様に秋の花束を頂きました。

紅白のシュウメイ菊( 貴船菊ともいいます )、なでしこ、
フジバカマ、紫式部の実、水引き草、ホトトギス
秋海棠( しゅうかいどう )、何かの赤い実(笑)
そして、ほんのり色づいた柿の枝。

分かるだけ、名前を書いてみました(笑)
これらの花がお庭に咲いている・・
素敵~。

殺風景な教室に彩りをそえてくれております。


< 花続き >
電動ロクロには欠かせない花。
菊もみ ( きくもみ )

左手の置く場所

右手。

これらを同時に置き、
土を起こして、回転させ
押していく事によって
菊の花が開いていきます。

この花びらのヒダを薄くする事で
空気の泡がパチンとはじけ、
土中の空気がなくなっていくのです。

とっても大切な、
まず覚えていただく作業。

土中に空気が残っていると
形を作っていく時、口元が斜めになったりするのですね~
怖い 怖い(笑)

荒もみも大切 ( あらもみ )

田起こしをするように、
土を大きく揉み、中と外を入れ替えて
硬さを均一にする。

きれいな花を咲かそうと思ったら、
土壌作りが大切なんですね~。

土の調合も シッカリ やりますデス。はい(笑)



コメント (2)
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