殺意の谷川岳。

本来、すたこらさっさ　　への河童　　と行くはずでした。
何がいけなかったのでしょうか？



相棒のこの、軽々しい足取り。見ているだけで、気が重くなります。
さるやはどうやら、体がなまってしまったようです。
きっと、熱中症の後遺症。　（　あるわけねぇ～よ　）



憂鬱のため、花もぼんより　
ここら辺で・・・って、まだ歩き始めてたった２，３分・・・今日は（も）駄目駄目だってことに、なんだか気づきました。
でも、折角のお休み。
家にいても、子供は学校でいないし、つまらない・・・。
そんじゃ、いっちょ！派手に、百名山でも、と・・・！　行きました。
派手に、時間を使ってしまって・・・。

きゃ＝！やっぱりお疲れだわ！お疲れ　
気がついてくれないかしら？ダーリン　
あたし　　お疲れみたいよ～～～　ん　

気付けよ　

気付いて・・・気付く時・・・気付け！



花もこんなのしかありません。　



プチ鎖場で・・・。

そうこうするうちに、熊穴沢の避難小屋につきまして・・・。



言い訳ですが、コースタイムは昭文社の地図通り、４０分ほど。（ダイジョウブジャン）



鬼のような教官　　に　
「　休ませてください　」　
とは言えず・・・
「　早く行かないとロープウェーの最終５時に間に合わないから・・・
さっさと行こうよ！あたし、足遅いし。ごめんね　」
　と良い子ぶり　　休まず、奥地へと・・・。

・・・良い子ぶってるだけなんだから・・・気付け！・・・休ませろ！・・・

っえ？　まじ？　ほんと？　もう行く？・・・いいけど！　疲れてないから・・・！

プチ殺意。

では、行きましょうね。とっとと・・・。　



薄れていく意識の中で、どなたかが　「　あれが燧ケ岳で・・・手前が至仏山。　」
などと講釈こいてます。
いつもは優しく聞いているのですが、へたれと共に、　「　優しい心　」が失われていきます。
「　講釈はいいから、先に進もうよ　　あたしに話かけないで　　」
「　怒るよ　」
一体相棒が何したっていうのでしょう？
罪のない相棒。

・・・なんだか・・・どうしてか・・・笑っています。・・・　（ドウモ）

へたれているのが、可笑しいようです。
いくらでも、笑ってください。
こっちだって笑ってます・・・膝・・・　

・・・・とりあえず・・・・アップ！