「湯ノ丸山だけ、行ってきました。」(長野県と群馬県の県境です。)
こう書くのには訳があります。
本来なら湯ノ丸山は比較的登りやすい山なので、烏帽子岳や角間山などをご一緒にどうぞ!です。
でも、今日はのっけから、ついていません。
外環から関越道に入るところから、ずーっと、事故大渋滞
全く、進みません。
焦りはしませんが、6時半に出て、渋滞を抜けるのに二時間半。
やっと、所沢の先で正常な速度に・・・。
(そういえば、朝出る時はど曇り。長野や、新潟は晴れ予報。小雨模様の埼玉を、少し疑心暗鬼に出発したのでした。
その時から、嫌な予感がしてましたよ・・・)
気を取り直して・・・。
ここから、小諸まで、すっとびです。
すみませんが、150km毎時。
おかげさまで、十時半には地蔵峠に。
しかし、これではあまりに遅すぎます。
二山は諦めて、湯ノ丸山だけ登ることにしました。
「湯ノ丸山だけ、行ってきました」
恨めしいのは、事故渋滞。
埼玉とは打って変わって、晴天。支度をして出発しました。
始めは、スキー場歩きです。
リフトはやっていないので、地道に下から歩きます。注:やってたら、絶対乗ります
てくてくです。
山菜がありそうだと、田舎育ちの相棒が言い、見つけました「蕨」
先を急ぐので、収穫はできません。しかも、これはスキー場の所有者のもの。気軽に取ってはいけません。
スキー場の林間コースを(こう見えても、けっこう急坂)ジグザグに登って行きます。
目指す山はこんもりしてます。
つつじが名所のこの山に、つつじが咲く二週間前にきてしまった・・・混雑が嫌なのでわざとです・・・ので、お山一面のつつじは、開花前。
代わりにこんなお花で勘弁してもらいます。
のんびり、ゆっくり鳥の声や、草木の様子など見ながら上がって行きます。
湯ノ丸だけなら、急ぐ必要もありません。
ようやく、「鐘分岐」に着きました。
登山の無事を祈って、「カ~ン、カ~ン、カ~ン」。
高原に響いていきます。
な~んか、爽やかな高原。
新緑がきれい
あっちをきょろきょろ、こっちもきょろきょろ。
カッコウが気持ちよくず~~~~っと鳴いています。
君はいいな~こんな気持ちのいい、空気の良いところで、ご機嫌に鳴いてて。
登山している、中年は癒されるよ。君の鳴き声に。
ここから、少し山登りっぽくなりました。
ちょこっとの間。
う~ん、見た目なだらか~。
おいおい、こんな季節に「さくら」が咲いてる
綺麗だわ~
お名前は「ミネザクラ」さん?
小さくて、可憐。
岩の間には、
すみれでしょうか?
挟まっても、美しく咲いています。さるやも隙間に美しく咲くことにします。
どっこいしょの上り坂。丁度良い運動です。
所要があって今日はここまでです。
野暮用に行ってきま~す。
行ったことがあるのは、かろうじて、「インド」「エジプト」「ず~っと前の中国」etcくらいです。
りちゃーど様は海外経験は?いかがですか?
山登りしていると、自然の造形には何人も敵わないな~と思いますね。
写真ばかり撮っていて、なかなか前に進まない、最近はそんな1.5倍コースタイムな山登りです。
若いうちに山登りの魅力に気がついている人々は、なんだか凄い!と思ってしまう、今日この頃です。
よく見ると、蝶も飛んでます。
本物を見にに行かれたことは?
それにしても、渋滞抜けたら、ジェット機に変身ですね(笑)
最初の赤い花の写真、きれいです。
今回の山登りはスキー場から登っていくので、細い暗い山道とは違って、明るくて広々としたところを歩いて気持ち良さそう。