貧しい福祉社会

　名言集から
「小事を軽んずる勿【なか】れ」・・・・・・「老子」より　　
　　　　小さな事も大切に扱う
解説
小さな事を軽く見て、しっかり対処しなければ、後々大きな憂いとなって返ってくる。些細な事も大切の扱い、適切に処理していけば、大事をなす為の基礎となる。

　低福祉社会
  老老介護は知っての通りです。
我が家では妻が83歳になる母を看ています。
男の私にはとても出来ませんなんて今は言えますが、何れはと思った時、
この社会の仕組みを考えれば背筋が寒くなります。

 先日ＴＶでは「老老逮捕」と言う言葉を聞きました。
老人が確か空き巣をした老人を捕まえ、ＴＶでのインタービューでの言葉です。

そして、昨日のニュースでは、老女【78歳】がいく所が無い、刑務所に入りたい。
しかし万引きは不成功、
仕方なく？全く関係ない方を刃物で傷害事件を起し懲役4年、傷害で済んで幸い
でしたが、これが日本の福祉の現状かと肌寒い思いで聞きました。

 さて、年末を控え、トヨタに始まり自動車業界では大幅な人員整理始まりました。
それが各種の業界に広がり始めています。
弱者にとって大変厳しい年末です。

建築業界も基準法改正に始まった不況から、より一段と厳しくなっています。

ところで、政府はしっかりと先を見据えた、安心できる国づくりの方向性を
出せないままにお金のバラまきを考えているようですね。
このまま現政権が続けは国民は将来を心配し萎縮してしまうのではと感じています。

　一部に偏った利権構図【官僚支配】がなんら改革されないまま、益々弱者に冷
たい社会の仕組みだけが推し進められ、そのツケが、
老老看護や老老逮捕となり、最後は行く所も無い老人が、増えて来る現象が起きて来るのではと心配する者です。