下手な横好き

今年の一文字・・・・・偽

今年の締めくくりは「偽」・ ・・・・情けないですね。
清水寺の管長様が今年の文字「偽」を書いて嘆いていました。
「偽」がクローズアップされたのは一級建築士の構造計算偽造事件で、
発覚したのが2005年だったと思います。はや2年以上経ちました。
その後は次から次と、これでもかと偽造事件が起きています。
食品の大手メーカーから老舗の饅頭店そして高級ブランドの料理店、建設関係
では耐火建材や高速道路の型枠強度偽造など等。振り込め詐欺も本人になり
代わるのですから偽者、世の中は偽者だらけ。
まだ有りますね、大きな問題で深刻なのが、何十年間も騙し続けてきた年金
これが私は一番頭に来る役所ぐるみの大きな偽造事件と思っています。
そして、舛添大臣が先の選挙前の発言です。ある程度の事しか出来ないだろう
と覚悟はしていましたが、それでも期待していました。
騙される者がおろかなのかは知りませんが、いくら選挙前で、騙すつまりではないにしても誤解を招く言い回しは、益々政治を信用しない人が増えました。
それとひどいのは薬害事件、今回はフィブリノゲン製剤によるC型肝炎の
発症です。肝硬変・肝臓ガンになり既に亡くなられた方もいます。
これは危険性を充分知りながら国民に知らせなかったのですから偽造より、
より悪質です。隠蔽しておきながら責任は取らない最悪な役所と言えます。
厚労省の役人の家族は恐らく一人も薬害被害にあってないのでしょう。
先に薬害エイズ問題が発覚した時は、二度と薬害被害を出さないと誓って
いたが・・・・。
危険な情報を知りながら国民に知らせない厚労省の役人その神経が理解出来ま
せん。どうして人命に関わる大事を握りつぶせるのでしょうか?
本当にこの役所は国民の老後(年金)・ 命・健康を守れるの?
彼らは業界と癒着し天下り先に目が行き、国民の命を守ることが出来な
い・・・・・残念です。
被害にあっている方々の悔しさは言葉では言い表せないです。
話は変りますが、昨晩はNHKのBSで、ロケット・テラ工法(木あらわし
の家)が木造の耐震住宅としてギリシャ留学生が紹介し、自国でも建築したい
と言っていました。他の諸外国から来られた留学生も賛同していました。
この工法を薦める私にとっては、本当に明るい気持ちになりました。
建築も豪華なカタログや豪華なモデルハウス、それにユーザーを惑わす
キャッチコピーにリードコピーが踊って、あたかも「いい家らしく見せる
住まい造り」が顔をきかして、まじめな小さな工務店が片隅に追いやられる現実。
騙されない住まい造りも非常に難しい時代となりました。
それに比べて、ロケット・テラ工法日本古来のサクリハメ壁工法に近代の
プレカットと特許の金物が合体し自然素材(木材)を使って本物の安全・健康
を約束できる住まいと言えます。尚、再放送がNHKBS1 で12 月16 日(日)
(午前1.10~01.50 分)にあります。深夜ですが是非見て下さい。
      まじめな社長のまじめな住まい造り実践会 代表 米田正憲

写真を趣味に高齢者の戯言

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