多重合成
格安一戸建て大手「秀光ビルド」の物件に“欠陥住宅”が続出
文春オンライン 3/15(水) 16:00配信
ローコスト住宅のハウスメーカー「秀光ビルド」の物件に建築基準法違反など“欠陥住宅”が続出していることが週刊文春の
取材で分かった。
秀光ビルドは1991年に石川県で創業し、北陸から関西、中部、東北へとシェアを拡大。現在までに手掛けた住宅は全国に1万戸弱ある。年間売上げは300億円を超え、5年以内の株式上場も見据えている。
中堅ハウスメーカーの営業マンが明かす。
「秀光ビルドは一棟1000万円を切るようなローコスト住宅が売りですが、現場監督は常に一人で10件程度の案件を抱えて疲弊している。
そのうえ、単価が安いため腕のいい大工が確保できずにトラブルが頻発している。
施主が支店に怒鳴り込むことも多く、会社側は訴訟になる前に補償金を支払い、クレームを抑えている」
秀光ビルドが昨年3月に完成させた物件の施主A氏から、家に問題がないか調査を依頼された「タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所」の高塚哲治氏はこう語る。
「A氏の家は土台の下に基礎が築造されていない部分や土台と基礎が10センチもズレている部分があり、明らかに建築基準法に違反していました。
また、一階と二階の柱や壁の位置がズレており、耐震を強化する“ダイライト”と呼ばれる耐力面材が継ぎ接ぎで貼り付けられていた。これでは何の効力もありません」
この物件の現場監督(現在は退社)を直撃すると次のように語った。
「私は会社に在籍した約3年間で約70件の物件に関わりましたが、その1割に問題があったのは事実です。
残りの物件がどうかと言われれば、正直自信がない部分もあります」
創業者でもある檜山国行会長にも聞いた。
──施主が気付いていないだけで建築基準法に違反している住宅があるのでは?
「検査は出来る限りやっていますが、その可能性は否定できません。気になることがあれば誠実に対応したいと思います」
3月16日(木曜日)発売の週刊文春が詳細を報じる。
私心
とうとう明るみに出ましたね。
この住宅会社は私の記憶が正しければ加賀市が創業の地でした。
当時、この地域で建築業に携わる者にとっては、この住宅会社でつくる住宅に危惧を抱いていたのは
私一人では無かったのではと思っています。
かれこれ20年ほど前に成りましたが、私もこの建築会社で建築した方から一度見てほしいと依頼を受けた事があります。
それで床下に潜った事があります。
普通の建築会社でない事はその現場を見て解りました。
創業して間もない頃でローコスト住宅と一線を画していましたが、
お客様の中には価格が価格でそれに魅力を感じる方もいました。
その後「あそこで建築して失敗した」と言っている方がと・・・スタッフから報告を受けた事も有ります。
以前、有るユーザー様の話ですが、身内の方がもめているとの話も聞きました。
所でこの住宅会社はいつしか金沢方面へ・・・・・・昨今の社会の時流に乗り【デフレ】急成長したようですね。
それによって被害者が増えたのでしょうね。
誠に気の毒です。
被害が増えるまで行政でなんとかならなかったものかと思います。
一般的な事ですが、何事も価格より安いと言う事は、何かが隠されていると先ずは疑って下さい。
安くて良い住宅・・・・・ではなくて、安くてそれなり、それ以下の住宅では、これは私の持論です。
何かの住宅雑誌で住宅アドバイザーは安くても、高くても悪い・・・・・と言ってい記憶があります。
住まい造りは特に作り手【業者】選びが難しいですね。