忘れ人の独り言

明治生まれの両親がさりげなく生きていた姿が今,私に語りかけてくる。

スーパー銭湯

2010-07-03 | 日々の業

スーパー銭湯に友人達と行ってきた。出来たばかりで設備もいろいろ整っていた。昼ごはんを食べようとしてテーブルに着いたら、注文がタッチパネルになっていて、注文して購入を押し、各自の鍵付きベルトにあるバーコードをあてるという作業。これがなかなかスムーズにできなく皆ちょっとまごついた。食べるのも大変になって・・・・。

お風呂の方はいろいろの種類があり、なかでも炭酸風呂は体中気泡だらけで血行によいということだった。露天風呂には大きなテレビが備わり、それを見ながら入っている人達もいた。

何もかもたくさんあって便利で快適なお風呂だが、なんとなく昔の近所にあったお風呂が思い出された。水風呂と電気風呂そして普通の少し熱い目のお風呂だが、入っている人たちは良く知ったご近所のおばさんたち。

風呂のなかのタイルは昔の着物を着た貴人と大きな傘を差しかけているお付の人たち。なぜかはっきりと覚えている。

着替えるところには大きな体重計、そして柳こおりの衣装箱 時々のニュースを貼った写真。番台にはいつものおばちゃんが座っている。

なぜかそこにはスーパー銭湯では感じられない、なにかがあったように思えた。

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