花見ごっこ

2007-05-10 05:45:57 | 出来事

桜は、まだまだ堅いつぼみと思っているといつの間にか色づいて、
咲き出すとアッと云う間に満開になります。
そして散り際も又、見事に潔く、悲しい程に美しい。

この桜の元でジンギスカンを焼き、およそ桜には相応しくない匂いと煙の中で花見の宴をやるのがこちらの定番です。
行楽弁当などというものはついぞ見かけた事がありません。
一度で良いから箸が迷うほどのいっぱいのお重を広げて、桜を愛でつ美酒に酔ってみたいものです。

昨日、友人と近くの公園でお花見をしようと約束していました。
風がなかったらジンギスカン、風が強かったら弁当だね・・・と。

お天気は良かったのですが強風でした。
「弁当にしよう」
「行って桜だけ見て家でジンギスカンしよう」
色々迷って結局は公園へは行かず、スーパーで買い物をして友人宅の車庫で二人だけの地味なお花見となりました。

それでも、
「やっぱりジンギスカンは外だよね」
「風、気持ちいいね」
「桜は風のない日にゆっくり見れる」
などど、変に納得したお花見でした。

本日は曇天なり、寒いです。