和宏のひとりごと

迷う暇があったら・・・


 今度の日曜日(11日)で、わが国の歴史上、記録に残る大災害となった「東日本大震災」の発生から一年が経過します。
一時、震災関連の報道が減少傾向にありましたが、ここ数日、様々な特集等がテレビや新聞等で組まれています。

 その中で今朝の読売新聞の(32面)に「3.11その時」という連載の中で、今日は震災発生直後から、現地で指揮にあたった、前東北方面総監・現陸上幕僚長 君塚 栄治氏(59歳)のインタビューが紹介されていました。
記事の詳細については、皆様直接ご覧いただきたいと思いますが、私が目にとまった記事として、君塚氏の言葉でした。

ご紹介すると

「迷う暇があったらまずやって、後で報告するように指示・・・」
「隊員には「一生懸命考え、正しいと思ったことをやろう、その善しあしは、後世の判断を甘んじて受けよう」と言ってきた」

 陸海空、約10万人の自衛隊員の指揮官、数え切れない苦難、迷い、があったと思いますが、「言葉」「姿勢」には、重みを感じると共に、「リーダー」トップとしてのあり方を感じる内容です。


コメント一覧

寺岡 久
記事中、「国防が主任務の自衛隊が、災害派遣に多くの人員を割くことは大きな決断だった。」とあるが、これは君塚氏の言か、取材記者の言か不明だが、大きな決断でなく、当然の措置であるというのが自衛隊の姿でなければならないと思う。戦争というものは前線でドンパチするのが勝敗を決めるのではなく、これからの戦争は補給と支援活動が勝敗を分けるかなめである。人だけ多く出してもだめ.ブルトーザーをはじめ土木作業危機を多数保持して災害復旧をリードする自衛隊であるべきだ。前大戦ではわが軍が米軍飛行場を爆撃したり輸送路を破壊しても翌日には復旧して前進して来た。災害復旧もできない軍隊は戦争にも勝てない教訓を生かし、災害出動は戦闘なりの自衛隊になってほしい。
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