今回は、佐賀県多久市の横尾市長が講師となり、『多久市が市内全校を小中一貫教育とした理』～縮小する地方都市の生き残り戦略としての学校再編～と題して、多久市の小中一貫教育に関してお話を聞きました。
横尾市長からは、小中一貫教育導入に伴い、学校再編(統廃合)に関する地域の不安や、反対意見に対する対応や、一貫教育導入後の様子等、分かりやすくご説明がありました。
以前から、多久市の取り組みを一度聞いてみたいと思っており、今回の内容はとても勉強になりました。
本市も、小中一貫教育が導入され、約１０年が経過し一定の成果も現れています。
しかし、一方では、施設分離型の『限界』も見えてきました。
これは、あくまでも私の個人的な意見ですが、児童生徒数が減少している『八條地区』の学区に、まずはモデル校として、施設一体型の小中一貫校を設置し、より質の高い教育が出来る、環境の整備を進める必要があると考えます。
