和宏のひとりごと

行政視察の報告

皆さん、おはようございます。

 今日は風もなく気持ちの良い晴天となっていますね。そして街中の木々の新緑がとても綺麗です(^^)

 昨日は、昨年度までPTA会長を務めさせていただいた「八潮南高校」PTA総会・歓送迎会がありました。総会では上程された全ての議案が可決、承認され、新しい会長も選出され、後任人事も決定し少しホッとしています。
私自身、八潮市内の小学校・中学校・高校と「10年間」正副PTA会長を務めさせていただきました。どれだけ本市の学校教育の向上に貢献出来たのか分かりませんが、多くの皆さんのご協力をいただき無事、任務を全うすることが出来たと思っています。
今後も今までの経験を活かして、本市の教育環境等が今以上に向上するように努力を重ねてまいりたいと思います。

 さて、話は変わりますが、先日行われた総務文教常任委員会の行政視察の報告、個人的な感想を述べたいと思います。

一日目の「一宮市」では、発達障害のある児童生徒への支援の充実という施策について担当者から説明がありました。
一宮市では、平成15年度より2年間、文科省の「特別支援教育推進体制モデル事業」を地域指定を受け事業を展開しました。モデル事業の期間が終了後は市教育委員会の施策のい一つとして継続、今日に至っています。
この事業の特色の一つとして、「特別支援協力員」を全小学校(42校)に「57名」派遣し、主に発達障害児童の支援等を行っており、担当者からの説明からも大きな成果を上げていると感じました。(年間予算7,200万円)
ちなみに本市でも同様な事業を展開していますが、人数はまだ少数であり、今後、さらに拡充する必要性を感じました。

そして、二日目の「岡崎市」では、業務改善運動について担当者から説明を受けました。
岡崎市役所では、2007年から「OKグランプリ」(ちなみに「OK」とはOKAZAKI KAIZENの略です。タクシー会社ではありません(笑)

事業の内容を雑駁に説明すると、ますは庁内より若手職員を中心に実行委員会を立ち上げ、その後各課より、各担当業務の改善についての事例をエントリーし、その後、OKグランプリでプレゼンを実施、最終的に、グランプリ・準グランプリ等が決定することになっています。
 
 さて、私個人的には、素晴らしい事業だと感じていますが、残念ながら、平成22年度以降は「休止」(理由は??)
ちなみに、休止した一つの理由として、事業を始めて3年後、担当「所属長」を対象にアンケートを実施、その中で「やらされ感の増大」「負担増」「見直しを」との回答が多く寄せられていたのも休止する要因の一つだと私は感じました。

 正直、この手の部類、特に公務員の皆さんは「苦手分野」ではないでしょうか?
公務員という立場、民間企業とは違い、たとえ立派なアイデアを出したとしても別に給与がアップする訳でもなく、逆に上司から「余計なことをするな」と言わんばかりの対応をされるとこともしばしばあったと、役所の体質に呆れて民間企業に転職された方から聞いたことがあります。

 話は逸れましたが、今回視察を担当していただいた議会事務局の職員(30歳台?)が「実は私も実行委員の一人として活動していた一人でした。当初は、正直面倒だな・・と感じていたけど、事業を進めていくうちに、若い職員を中心にかなり盛り上がって仕事が楽しくなった矢先に休止・・・残念でした」と率直な感想を述べていただきました。
(ちなみに、その職員の方は数年間、民間企業で勤務し公務員になったとのことでした)

 本市でも、現在実施している施策・事業等、各課で重複している点や、見直しをする点が多々あると感じています。重複すればするほど、経費が無駄になるばかりか、職員の負担増にもなり仕事の効率化にも悪影響が出る可能性があります。
本市の職員数も行革の一環として人数が削減され、一昔前とは違い、一人の職員が受け持つ仕事量はかなり増大しています。
本市でも、今後、「目に見える改善」を進める必要性を強く感じました。

 以上雑駁な報告で申し訳ありませんが、今回も「貴重な税金」を使わせていただいて実施した「行政視察」この視察で学んだこと、感じたこと、新たな発見、を議会の質問等で活かしていきたいと思います。
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