和宏のひとりごと

4年に延長・・・

 皆さん、おはようございます。

 天気予報によると、今日の天候は「雨」さらに、時より雨脚が強くなったり、夕方からは雷雨の可能性もあるとのことです。
そのため交通機関等、影響が出る可能性もありますので、外出の際は時間に余裕を持ってお出掛けください。また車や自転車等の運転にも十分注意しましょう。

 さて、今朝の「読売新聞」(34面)に、少し小さな記事として「仮設住宅入居期間4年間に延長」と掲載がありました。

 政府は2日、東日本大震災の被災者向けの仮設住宅について、入居期間を1年間延長し、「4年間」の入居を認めると正式に発表したとのこと。

 本来、災害救助法で、入居期間は原則「2年間」となっていますが、復興住宅の整備の遅れで昨年4月に1年間延長されており、今回は「再延長」となりました。

 現在も仮設住宅に入居されている皆様には「朗報」という意味合いもありますが、見方を変えると、これからも仮設住宅生活が続くことを意味します。
 厚生労働省によると、仮設住宅は、宮城、岩手、福島、千葉など7県に計4万8102戸、11万582人が入居されています(3月末現在)
 また、「みなし仮設」と呼ばれる、民間の住宅を借り上げて入居されている方は、全国に6万9572戸、17万8037人が暮らしています。

 先日、市内で「みなし仮設」に入居されている方からお話を聞く機会がありましたが、一番の不安は「将来が見えず、先が見えないこと」とお話をされていました。また一部心無い住民の方からは「いつまで避難しているんだ」等と言われたこともあったとのことでした。

 先の大震災、地震や津波の被害に加えて、原発事故が重なり未曾有の被害が発生、震災発生から2年が経過した今も、思うような復旧、復興が進んでいないことを、私たちは忘れてはいけないことだと感じています。

 そして、政府も、国の経済を立て直すことも重要ですが、災害に見舞われた地域の「今」の現状、実情を見て、被災地域の実情に合った「復興」に関する事業を展開してほしいと願います。



 では、雨の一日ですが、気持ちは「爽やかに」過ごしましょう。
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