朝日新聞が企画している第４回朝日企業市民賞に「トヨタ東北」が選ばれました。
トヨタといっても、車の会社ではありません。
東北地方を拠点として食品容器メーカーです（＾＾）
なぜ？その件を取り上げたのか…、実は先日、民生経済消防常任委員会で視察で訪れた場所なんです。
山形県新庄市では、各家庭から出る食品トレーを市内のスーパー等の店頭で回収、それを集めて、市内の障害者施設で選別、リサイクルに取り組んでおり、「新庄方式」と呼ばれて注目されています。
今回も、リサイクルと、障害者雇用の両方の観点から、視察したいと委員長へ申し入れ委員会で視察しました。
トヨタ東北では作業所へ約６０００万円の機械を無償提供しています。（素晴らしい）
社長さんの話では、「この事業自体は「赤字」だか、障害者が働ける場を作ってあげたかった」と話されています。実は社長さんの友人が障害を抱える息子と心中したことに衝撃を受けて働く場の提供で障害者の自立を支援したいと思うようになったとのことです。
全国には多くの障害者の作業所がありますが、自立出来る賃金を支払うことが出来るのは、ほんの一部です。大半は運営に苦慮しているのが実態です。
作業する障害者の収入は以前も倍（月１万円）に増えたとのこと。
障害者自立支援法が施行されましたが、まだ課題が多く残っています。
トヨタ東北さんのような企業が増えれば、改善出来ることも増えてくると思います。
税制面での援助等、企業側が協力しやすい環境作りも、私たち「議員」が提言する必要があると感じています。
素晴らしい取組みが全国へ広がっていくことを望みます！
受賞おめでとうございます！
