都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

丸ノ内線・茗荷谷あたり

2007-12-06 | 文京区  

 茗荷谷付近は地形がおもしろい場所だ。Photo 2007.11.05

文京区小日向4-9付近にて
丸ノ内線小石川検車区とアンダーパス

 丸ノ内線に乗っていると、茗荷谷~後楽園で地上に出る。谷地を高架で走り、切り通しを行く。電車に乗っているとそれだけだが、現場周辺を歩いてみると、これが意外に複雑なことになっている。茗荷谷駅は谷の一番奥で、そこから100mほどの区間は切り通し、その後400mほどは谷に沿って谷底を通っている。だが谷底に堤を設けてその上を走っているので、谷底なのにここには堤を潜るトンネルが数カ所ある。周辺の景色は谷地なのに、鉄道が上の方を走っているのは、理由が分かっていても妙な感じだ。

 小石川検車区の下には庚申坂へ続く長いトンネルもある。トンネルを抜けると上り階段が待っているのも普通とは異なる。昔の地図を見ると、小石川検車区のあたりは谷が少し開けた場所。検車区はそこに盛り土をして造られたらしい。このため茗荷谷は、谷の出口あたりがやや塞がれたような形になっていて、昔からある道が隙間道のようになっている。

切り通しに架かる跨線橋から丸ノ内線、遠方はサンシャイン60
文京区春日2-12と16の間

 春日2丁目あたりになると、小石川の台地が鉄道の南側まで張り出してくるため、地下鉄はまた切り通しの中を進む。今井坂、金剛寺坂などは現在は切り通しを跨いで上る坂になっている。

 跨線橋からはサンシャイン60がよく見える。切り通しと電車と高層ビルの風景が印象的だ。

 フェンス越しに電車を撮ってみたら光跡が流れた。窓から漏れる明かりで石垣や線路が照らし出されている。タイミングを遅らせると、尾灯が流れた。暗闇の中を一筋の帯となって列車が走っていく。

#夕景・夜景  #トンネル  #橋  #鉄道

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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赤の軌跡が (いのうえ)
2007-12-11 00:23:46
とても綺麗です。 ケータイだと日没前までは良いのですが、夜中の風景や室内のライブ風景なんぞが良く写らないんですね。 asabataさん いいな~ 
最近の (asabata)
2007-12-16 00:18:12
携帯のカメラは性能が良いので、結構いろいろ撮れますよね。
出先からでもblogへ投稿できるのも携帯ならでは。
普通の撮影ならそれで十分だし、下手すると、そっちのほうがきれいに見えたりすることもあって、大きいのを持つ必要が本当にあるのかなぁと思うこともあります。
最近は、コンパクトなデジカメでも、手ぶれ補正が付いていて、露出補正ができるのも多いので、フットワーク重視なら小さなデジカメが、夜景もライブも携帯よりは思ったとおりに撮れてお勧めかもしれませんね~。

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