都市徘徊blog

徒然まちあるき日記

西松建設 旧本社ビル

2018-05-02 | 港区   
西松建設 旧本社ビル
所在地:港区 虎ノ門1-20-10
建設年:1962(昭和37)
構造 :SRC造
階数 :8F+R3F+B2F
備考 :高さ35.8m 2016(平成28)解体
Photo 2009.4.12

 各階に庇がまわり、6〜8Fは斜線でセットバックした外観。2〜8Fの窓は足下近くから立ち上がり、開放的でモダンな外観のオフィスビルだった。


 Photo 2009.4.12 南側から

 離れた位置から見ると、屋上の塔屋がよく見える。西松建設・NISHIMATSU CONST.CO.と書かれた看板が四方に向いて設置されていたのが記憶に残る。

 建物が解体されたのは2016年になってからだったが、ビルの南側は虎ノ門ヒルズの建設予定地だったため、写真の2009年時点で既に、柵で囲われた空き地がかなり多くなっていた。

 この後、虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発がこの地域一帯で行われることが決まり、2016年に旧本社ビルの建物は解体された。跡地には「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」が建設中で、36F・B3F・R3Fの超高層オフィスなどが、2019年末までに完成する予定だという。

Tokyo Lost Architecture  
#失われた建物 港区  #オフィス  #モダニズム 
コメント (2)
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