浅井守雄 大白川から発信!

浅井守雄 新潟県魚沼市大白川より、日々の出来事を発信致します。

魚沼市の財政再建

2006-09-12 19:49:35 | ブログ

「こんなはずではなかった」 合併してからよくお叱りを受ける言葉ですが、財政の著しい悪化は特に前段の言葉どうりです。 

平成18年度一般会計当初予算の編成計画段階で、国の構造改革にともなう国庫補助負担金の一般財源化、地方交付税の削減、一方では社会福祉、環境関連の膨らみで、予算要求時24億円の財源不足、これに伴い経費の一律カット、補助金の見直し等で13億円に圧縮、最終調整で財政調整基金5億6千万円、減債基金3億円、公共施設等整備基金3億1千万円を取り崩しかろうじて収支の均衡を図った

問題はこれからです 平成18年度末の基金残高が底を突き 加えて交付税の削減がまだ続いてきます。 補填財源が無くなるため繰上充用が必要となり、財政再建団体に転落の恐れあり、真剣に取り組まなければならない最重要課題です

市の財政見通しでは、単年度収支で19年度では15億5千万、20年度28億5千万、21年度ではなんと33億5千万の財源不足(赤字)を試算しています。これに伴い財政健全化計画を作成していますが、18年から21年までに33億5千万を事務事業見直し、事務経費縮減、公共施設の統廃合、等で歳出の削減で充当したいとの計画です

年度別の削減計画は 18年度、3億7千万   19年度、6億2千万   20年度、9億7千万 21年度、13億9千万 合計 33億5千万

机上の計画なら誰でも書けます、まずは18年度の3億7千万の削減計画に対しての現在の進み方、財政健全化債発行計画を中心に9月定例会にて質問したいと思います