駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

超難問の北朝鮮

2017年05月29日 | 小考

   

 北朝鮮が五月に入って盛んにミサイルの発射実験を繰り返している。失敗も多いようだが、実験では失敗は成功と同じように有意義で、急速に実力をつけていると観測される。

 常軌を逸したトランプというカードは常軌を逸した金正恩に有効かと思ったが、返って火に油を注いでいるようにも見える。安倍首相の会話と圧力という方針は耳に胼胝ができるほど聞いてきた。遺憾ながら殆ど効果がない、否全く効果がないと言ってよいかもしれない。会話では効果がないというか会話が成立しない、圧力は効果が少しはあるようだが、民衆が困るばかりで反って肝心の親玉の敵愾心をあおっているようにも見える。

 圧力をかけると言っても中国やロシアとは歩調が合わず効果には限界があるようだし、切り札トランプもアメリカファーストで、どこまで当てになるのか不確定だ。この行き詰まりを見ていると、しばしば日常で感ずる言うは易し行うは難しを思い出す。

 家内は簡単にああしたらこうしたらと言うけれども、相手のあることだし八面六臂とはいかず身一つで時間は限られている、やる方は大変で、漸く二割もできればよい方だ。どうも語るに落ちたが、何か実行できる良い方法はないものかと思案投げ首の間に、北のICBMは完成するだろう。会話路線は安倍さんでは難しい。北も情報を掴んでいるので本音を見透かされてしまっている。圧力もどこまでかけてよいものか、どこまでかかるものか。どうも手詰まりで、この争い金正恩が僅かに有利にさえ見える。百家争鳴だが、はたして何かできることはないだろうか。

 最近目立たなくなっていたドテルテ大統領がこともあろうに中国の軍艦に乗ってニッコリしている。日本から深謀遠慮で巡視船を寄贈したのに、領土問題で争っているはずの中国に擦り寄っている。時々患者さんに妙な人が居るが、それ以上に首相大統領に怪しげな人が多過ぎる。大企業の社長にも妙なのが居るらしい。官僚だけはしっかりしていてほしい?!。

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