駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

貫く棒のようなものに

2017年12月31日 | 小考

      

 東京に来ている。何時の頃からか、年末の一、二日間を東京で過ごすようになった。数年前からだんだん高級ホテルに泊まるようになった。お金はあの世に持ってゆけないし、大した財はないが、美田は残さずという気もする。残させないという時代も来そうだ。

  高層階から皇居越しに見える東京、整然として美しい丸の内のビル街、華やかで賑やかな銀座、目も眩むほど様々な食品が並ぶデパ地下、なんとまあこの国、特に東京は豊かで恵まれていることかと驚いてしまう。

  高層ビルを縫って走る高速道路を支える柱を見上げながら、果たしてこの平和と繁栄を、どのような土台で支えているのだろうかと空恐ろしい気もした。敗戦後、黙々営々と先達が働き、残された美田を貪っているのかもしれない。土台のコンクリートに鉄筋だけでなく、謙虚で正直、信頼と信用、切磋琢磨しお互いを尊重して骨身を惜しまず・・・という精神が通っていないと平和と繁栄は支えきれないだろう。辛くも誤魔化し不正、不備が大事故の前に露見したが、まだまだ不十分だと思われる。凡夫の責務は本当に優れた公平無私の人物を見出し後押しすることと自覚する。

 果たして貫く棒のようなものに精神は編み込まれているだろうか?。

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