駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

やぶらこうじぶらこうじ

2018年06月26日 | 身辺記

    

 昨日は暑かった、今日も暑くなりそうだ。時々涼しい日があるものだから季節を忘れがちだが、今は夏、21日は夏至だった。暑いのは大変だが気温の上がり下がりはもっと大変というか不快だ、早く梅雨に入ったのだから早く明けて欲しい。

 年を取ると色々億劫になる。だんだん本当に好きなことしかできなくなる。小説など、評判が良いので買ってきても三ページで放り投げてしまう。プディングの味は一口でわかる。

 どういうものか患者を診るのは嫌にならない。箸にも棒にも掛からないあちこちの医院でつま弾きにされた患者さんも、何という人だと思いながらも診ることができる。尤も職員から時々先生あの人困りますとクレームが入る。

 患者を診るのが苦にならないと言っても、開業医というのは患者を診るのは仕事の七割で、それ以外の経営渉外・・の仕事が三割ある。そして私などはその三割を五割の負担に感ずる。そのために、もう嫌だ疲れたいつ院長を引退しようかと悩むようになった。雇われで週に数回の診療なら、八十近くまで働けると思う。世の中には斡旋業者があるが、歌い文句だけ調子よいとも聞いており、思案投げ首だ。

 縁というのは仏教由来の感覚なのだろうか、日本人の生活と人生に深く浸み込み、占いや迷信を好まない私も縁というものはあるなあと感じている。残念ながら縁というのは物欲しそうに探すと出会わないようで、虚心坦懐を心掛けているのだが、心の奥まで覗ける仏様はちらつく俗心をお見通しかもしれない。

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