駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

フェイクニュースの時代

2018年05月30日 | 小考

         

 トランプ大統領の出現によってフェイクニュースが飛び交う時代になった。実際にはフェイクニュースは昔から一定の割合であったと思われるが、今はそれが認識され且つ不思議なことに実効を持つようになったと言った方が良いかもしれない。

 それが何に由来するのかよく分からないが、インターネットというメディアの出現が大きな要素なのは確かだろう。指摘する人は少ないようだが、トランプ大統領の先駆けは安倍首相だと思う。トランプほどあからさまでなく派手ではないので分かりにくいかもしれないが、目的のために手段を選別し巧みに言葉でまやかし戦略的に動くことでは先鞭をつけている。極めて巧妙なのだが敵愾心が強く時々勇み足があるので、おそらくご自身だけの発案ではなく指南役が居るのではないかと推測するが、政治記者ではないのでよくは分からない。

 すべては憲法改変の為に高い支持率が得られるように巧妙に戦略を立ててきた。それに気が付いているマスコミ人は多いと思うのだが、メディアや政治評論家であからさまにそう指摘する人は少ない。安倍さんは血脈のなせる業か権力使いに長けている。恐くて指摘しかねているのだろう?。振り返れば、民主党政権は権力の使い方を知らず判断力に欠け自壊してしまった。

 憲法改正の検討は必要で改正した方が良いところはあると思うが、安倍さんでない人の下でと思う。凝り固まって、おまけの飴玉でまやかし考える暇を与えないやり方は好ましくない。そう考える人は多そうだが、そういう人は声を上げないので目立たない。

 偉そうに言える能力も立場でもないが、国民の責任は大きい。優れたものを見極める能力と認める度量が、徐々に失われつつあるように感じられるのは、戦後昭和を生きた者の錯覚だろうか。

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