駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

看護師探しは疲れさせられる

2018年01月18日 | 身辺記

 

 この数週間、どうも疲れが取れがにくい。内科医は寒い時期に忙しいから、それも一つの原因ではあるが、おそらく一番の理由は看護師が中々見つからないということがストレスになっているのだろうと思う。優しく有能なAさんが還暦を過ぎ、孫の世話など忙しくなり、ちょっとゆっくりしたいというので辞めたいというのだ。すごく残念ではあるが、彼女には彼女の人生があり熟慮の上のことだろうからと了解した。

 早速、看護協会やハローワークに求人を出したが二か月なしのつぶてで、どこから嗅ぎつけたか紹介料100万円というような紹介業者からのファックスが送られてくるようになった。そういう時代だよと言う同業者が多いが、すぐ辞めるなどと余り良いうわさは聞かない。それに、そうした業者の提案してくる給与はべらぼうに高い。当院の給与は税理の話では中の上で、特に悪い訳ではないのに到底及ばない。なぜ看護師が、そうした仲介業者を使うかというと、就職できれば就職祝い金と称したキックバックがあることと、自分で探す手間が省かれ、しかも給与の良い仕事を見つけて呉れるかららしい。どこまで本当かは知らないが、私の感覚からすればそういう姿勢は看護師の資質にもとる気もする。どうも商売となると人の弱みを突いた厳しい稼業も多いようだ。利潤追求のぎりぎりの商売に慣れていない心にはこれが堪える。

 そうしたストレスの他に睡眠時間が不定になっているのもよくないようだ。夕食後ついBSテレビを見てしまうのだが、いつの間にかうたた寝をしてしまい、いざ本式に寝ようとすると目が冴えて眠れないことが出てきた。眠れないなら起きてしまえと午前三時くらいまで本を読んだりするのがよくないようだ。女房にうたた寝をしていたら起こすように頼もう。プライムニュースもちょっと鼻についてきたし、夜のテレビは見ても国際報道ぐらいにしたい。

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